1980年代
ニール・ヤング(Neil Young)の1989年作アルバム『Freedom』をレビュー。名曲『Rockin' in the Free World』をはじめとするロックとアコギの融合、商業的苦境を跳ね返したポップさと、80歳を超えても衰えない圧倒的なライブのバイタリティを語ります。
エヴリシング・バット・ザ・ガールの1stアルバム『Eden(1984)』をレビュー。『Each and Every One』など洗練されたボサ・ジャズ的なコードワークと全曲3分半以内のタイトさが生み出す、オシャレで心地よい楽園サウンドの魅力を語ります。
The Policeの3rdアルバム『Zenyatta Mondatta(1980)』をレビュー。『Don't Stand So Close to Me』や『De Do Do Do, De Da Da Da』など、圧倒的な演奏技術と洗練されたセンスが生む都会的な魅力とポリスの凄みを紐解きます。
ドリー・パートンのベスト盤『The Best There Is』(1987)レビュー。ホイットニーで有名な『I Will Always Love You』の原曲や『Jolene』のメロディ強度。9曲に凝縮されたカントリー初心者にも親しみやすい傑作を紐解きます。
ヴォイヴォド(Voivod)の5thアルバム『Nothingface』をレビュー。「The Unknown Knows」などのプログレ的で奇怪な変拍子を含みつつも、しつこさがなく不思議と親しみやすい、スラッシュメタルの名盤の魅力を紐解きます。
安全地帯の1984年の名盤『安全地帯 III - 抱きしめたい』をレビュー。「恋の予感」の圧倒的な歌唱力はもちろん、「yのテンション」や「エクスタシー」に見られるアグレッシブで酸化しないクールな音像の魅力を紐解きます。
カルチャー・クラブの名盤2nd『カラー・バイ・ナンバーズ』レビュー。超有名曲『カーマは気まぐれ』の強烈なビッグインパクトから、敷居の低さと「曲の身軽さ」を保ちながら最後まで安心して聴き切れる、売れた実績も納得のポップスとしての魅力を紐解きます…
オフコースが1980年に発表した金字塔的8thアルバム『We are』をレビュー。ビル・シュネーによる一切の無駄を削ぎ落とした強固なバンドアンサンブルと、『Yes-No』『時に愛は』に代表される曇りなきハイトーンボイスが冴え渡るポップスの普遍的な魅力を紐解き…
トーキング・ヘッズの1080年発表の最高傑作『Remain in Light』をレビュー。プロデューサーにブライアン・イーノを迎え、アフリカン・ファンクとポリリズムを融合。強烈なクセと中毒性を持ちながら、何度聴いても「覚えきれない心地よさ」を残し続ける、一生…
シェフィールドのシンセポップバンド、ヘヴン17の1stアルバム『Penthouse And Pavement』をレビュー。冒頭から鳴り響く「奇怪でクセになる」サウンドは、一度聴くとこびりついて離れません。ハイテクニックなベースや変化球の連続に賛否は分かれるかもしれま…
ブライアン・イーノのアンビエント・シリーズ第4弾『Ambient 4: On Land』をレビュー。シリーズ中、最も難解で「ダーク」と評される本作の不穏な音像や、石や鎖など非楽器を取り入れた実験的手法を解説。宇宙の深淵に沈み込むような、異質な音楽体験の魅力を…
ブライアン・イーノのアンビエントシリーズ第3弾、ララージの『Ambient 3: Day of Radiance』をレビュー。ハンマーダルシマーが奏でるガムラン調の華やかな響きと、瞑想的な静寂が同居する唯一無二の一枚。単なる「鎮静」を超え、内側から意識を覚醒させるよ…
ブライアン・イーノとハロルド・バッドの共作『Ambient 2: The Plateaux Of Mirror』をレビュー。アンビエント・シリーズ第2弾となる本作は、ピアノの「具体性」によってシリーズ中最も聴きやすい一枚。リラックスタイムやヨガのBGMとしてiTunes再生数70回を…
ケイト・ブッシュ(Kate Bush)の最高傑作との呼び声高い5thアルバム『Hounds Of Love』をレビュー。名曲『Running Up That Hill』を含む「Side 1」の流麗な構成から、コンセプチュアルで幻想的な「Side 2」の旅路まで。レコード会社を黙らせた圧倒的なセル…
ロンドンのニューウェーブバンド、アダム&ジ・アンツの代表作『Kings Of The Wild Frontier』をレビュー。冒頭曲「Dog Eat Dog」のアフリカンなビートに象徴される、原始的で野性味あふれるエネルギーを考察します。一見アクの強い世界観ながら、確かなアレ…
スコットランドの重鎮、プライマル・スクリームの原点である1stアルバム『Sonic Flower Groove』をレビュー。後に歴史的名盤を生み出す彼らの、ジャングル・ポップ色の強い初期衝動が詰まった一枚。元ジザメリのドラムだったボビー・ギレスピーの初々しいボ…
オルタナティブ・ロックの伝説的バンド、ピクシーズの2ndアルバム『Doolittle』をレビュー。1曲目「Debaser」の叫びとポップさが同居する衝撃から、驚くほど親しみやすい「Here Comes Your Man」まで。大学時代の食わず嫌いを経て、30代で初めてその真髄に触…
NYオルタナシーンの象徴、ソニック・ユースが1988年に発表した歴史的名盤『Daydream Nation』を徹底レビュー。70分を超える壮大なスケールと、ノイズ・アート・アヴァンギャルドが融合した独特の世界観を解説します。一見すると敷居が高そうな「ノイズ」の裏…
井上陽水、9枚目のアルバム『あやしい夜をまって』をレビュー。「これがラストチャンスだ」と歌う『My House』に滲む、当時のセールス低迷への危機感と苦悩。星勝の編曲による王道スタイルへの回帰と、自嘲気味なヤケクソ感が奇跡的なバランスで同居した、彼…
スコットランドが生んだオルタナティブ・ロックの源流、ザ・ジーザス&メリー・チェインの1stアルバム『サイコキャンディ』をレビュー。冒頭を飾る名曲「Just Like Honey」の甘い誘惑から一転、脳を焼くような強烈なノイズの嵐が吹き荒れます。ポストパンク…
平沢進率いるP-MODELの6thアルバム『KARKADOR』をレビュー。カウンセラーの勧めで綴られた「夢日記」を歌詞に盛り込み、正気と狂気の境界線を漂う奇怪な世界観。奇怪さの中に潜む童謡のような懐かしさや、40年経っても古びない圧倒的な個性が、聴き手の脳回…
ワシントンの伝説的ハードコアパンクバンド、マイナー・スレットのベスト盤『Complete Discography』をレビュー。26曲をわずか46分で駆け抜ける爆走サウンドと、ストレートエッジを掲げた強いメッセージ性が爆発する一枚です。ハードコアの入門としても、ム…
伝説のジャズベーシスト、ジャコ・パストリアスの2ndソロアルバム『Word Of Mouth』をレビュー。1曲目『Crisis』の鮮烈な幕開けから、バッハの引用、そして多幸感溢れる『Liberty City』まで。インストゥルメンタルでありながらタイトルと楽曲イメージが鮮や…
マーヴィン・ゲイの遺作『Midnight Love』をレビュー。私生活の低迷から復活を遂げた本作は、80年代らしい洗練された「デジ・ファンク」が際立つ一枚。濃厚なソウル成分が程よくアップデートされ、歴史的名盤よりもとっつきやすいサウンドの魅力を解説。稀代…
ポスト・パンクの深淵、ジョイ・ディヴィジョンの2ndアルバムにして最後の作品『Closer』をレビュー。ボーカル、イアン・カーティスの自死直前に記録された、呪術的で陰鬱なサウンドの裏側に潜む「精いっぱいの躁」を考察します。万人受けはしない、技術を超…
ドイツが生んだ唯一無二の異才、クラウス・ノミの1stアルバム『Klaus Nomi』をレビュー。オペラとニューウェーブを融合させた前代未聞のサウンドと、強烈な個性を放つカバー曲の数々。デヴィッド・ボウイにも見出された、時空を超えて輝き続ける「怪盤かつ快…
アリゾナのアンダーグラウンドシーンが生んだミート・パペッツの2ndアルバムをレビュー。ニルヴァーナのカート・コバーンが敬愛したことでも知られる本作。ハードコアの衝動にカントリーやサイケが混ざり合う「カウ・パンク」の妙と、粗削りな意思が描き出す…
異次元の歌声を持つ唯一無二のアーティスト、クラウス・ノミの2ndアルバム『Simple Man』をレビュー。ニューウェーブとオペラが融合し、誰も追いつけない高みへと到達した本作。奇才・鬼才と称される彼の根底にある、シンプルで力強いメッセージと「宇宙その…
オジー・オズボーンのソロデビュー作『Blizzard Of Ozz(邦題:ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説)』をレビュー。天才ギタリスト、ランディ・ローズとの出会いが生んだ「Crazy Train」などの名曲群を紐解きます。サバス時代とは一線を画す、オジ…
全世界で2500万枚以上のセールスを記録したデフ・レパードの金字塔『Hysteria』をレビュー。交通事故による左腕切断という悲劇を乗り越えたドラマー、リック・アレンの不屈の精神が宿る本作は、緻密かつパワフルなスタジアム・ロックの極致です。全曲シング…