ハードロック
UKブライトン出身の2人組ロックデュオ、ロイヤル・ブラッドの歴史的1stアルバム『Royal Blood』をレビュー。ドラムとベースのみの最小編成でありながら、ストーナーロックを彷彿とさせる極厚の中低域・低域をベース1本で叩き出す、圧倒的な破壊力のサウンド…
2000年代ガレージロック・リバイバルの旗手、JETの衝撃的なデビュー作『Get Born』をピックアップ。iPodのCMで世界中を席巻した「Are You Gonna Be My Girl」の圧倒的なキャッチーさと、理屈抜きに体が動くロックンロールの快感を綴ります。小難しいことは抜…
世界的に活躍するハードロックバンド・BAND-MAIDの3rd EP『SCOOOOOP』をレビュー。8曲入りというアルバム級のボリュームと、相変わらずの圧倒的なテクニック、多数のアニメタイアップ曲のクオリティを評価。一方で、多忙ゆえか「遊び心」や「新機軸」に物足…
人間椅子の24thアルバム『まほろば』をレビュー。1987年の結成以来、一貫して「和と仏道のメタル」を貫き続ける彼らが、今作で提示したのは“素晴らしい場所”を意味する「まほろば」の世界。伝統的な重厚さはそのままに、アコースティックなウェディングソン…
THE YELLOW MONKEYの7thアルバム『Punch Drunkard』を徹底レビュー。ダブルプラチナを記録した大ヒット作ながら、その実態は「焦げ付く寸前まで煮詰められた」ような、圧倒的な濃度と執念が凝縮されたサウンドです。名バラード『球根』から、性急なロックン…
クリーム(Cream)の2ndアルバム『Disraeli Gears(カラフル・クリーム)』をレビュー。不朽の名リフを持つ『Sunshine of Your Love』から、サイケデリックで渋いブルースロックまで。以前の評価から一転、改めて感じる「敷居の高さ」と、それでも流し聴きで…
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(Queens Of The Stone Age)の最高傑作『Songs For The Deaf』をレビュー。デイヴ・グロール(Dave Grohl)参戦による強靭なリズムと、砂漠を突き抜けるような「ラジオ」形式のコンセプトが融合。ストーナーロックの…
2026年1月のヘビープレイ5選。グランド・ファンク・レイルロードの再評価すべき一枚から、XG、リトル・シムズ、サンダーキャットといった現代の名盤、そして筆者が「大当たり」と絶賛するジョン・ルイス&サッシャ・ディステルのジャズまで、冬の夜に温まり…
グランド・ファンク・レイルロード(GFR)の6thアルバム『Phoenix』をレビュー。メタスコアでの酷評とは裏腹に、ハードロックの枠を超えたソウル、ファンクへのアプローチや演奏の巧さを徹底解説。「自分の耳で判断する」ことの大切さを綴ります。
グラムロックのレジェンド、T.レックスが1971年に発表した歴史的名盤『Electric Warrior』をレビュー。代表曲「Get It On」の破天荒な魅力に触れつつも、アルバム全体に漂う土着的な「ブギ」のノリが持つ意外な難しさを考察します。華やかなイメージの裏にあ…
メンフィスのパワーポップの祖、ビッグ・スターの1stアルバム『#1 Record』をレビュー。ロック、ブルース、カントリー、そしてグラムロックの要素まで、あらゆる音楽の「中央値」を射抜くような、人を選ばない心地よさ。後年再評価された、ロックバンドの基…
日本のスリーピースバンド・STANの1stアルバムをレビュー。自画自賛や毒を吐き捨てる「不遜な」歌詞の裏側に潜む、真摯なロックの精神とエッジの効いたダンス・ミュージックとしての魅力を解説します。時代の欺瞞を暴き、聴く者を問答無用で踊らせる、鋭利で…
イギリスのハードロックバンド、ザ・ダークネスの1stアルバム『Permission To Land』をレビュー。AC/DCを彷彿とさせる王道サウンドと、強烈なファルセットが放つ「特大インパクト」の正体とは?リアルタイムで触れた洋楽原体験を交え、クイーン好きにも刺さ…
イギリスの至宝、クイーンの最高傑作との呼び声高い4thアルバム『A Night at the Opera(オペラ座の夜)』をレビュー。ベスト盤の次に聴くべきスタジオ盤として、アルバム全編に漂う歌劇的な優雅さと、歴史的名曲「ボヘミアン・ラプソディ」へと至る劇的な展…
八十八ヶ所巡礼の1stアルバム『八 + 八』をレビュー。超絶技巧のプログレッシブ・サウンドと、密教的な怪しさが同居する唯一無二の世界観に迫ります。スリーピースの限界を超えたメタリックな演奏と、解読不能ゆえに引き込まれる迷宮のような歌詞。一度ハマ…
伝説的ロックバンド、レッド・ツェッペリンの衝撃的なデビュー作『Led Zeppelin』をレビュー。1曲目から「かっこいい」以外の言葉を失う圧倒的なダイナミズム、ライブでの緊張感、そしてロックの歴史を塗り替えたサウンドの魅力を、独自の視点で解説します。
ハードロックのレジェンド、レッド・ツェッペリンの6thアルバム『Physical Graffiti』をレビュー。2枚組の大ボリュームながら、キャッチーなリフと緻密な曲順構成により「何度噛んでも味のする」飽きのこない魅力を解説。初心者からコアなファンまで楽しめる…
ザ・ローリング・ストーンズの金字塔『Sticky Fingers』をレビュー。名曲「Brown Sugar」の衝撃から、ブルース、R&Bまで、一曲ごとの聴き味がはっきりしたロックンロールの真髄がここに。権利関係の荒波を乗り越え、バンドがプロとして提示した「一体感」と…
ウェールズの至宝、マニック・ストリート・プリーチャーズ(マニックス)の野心的なデビューアルバムをレビュー。「世界一になって解散する」という伝説の宣言やリッチーの衝撃的な行動など、スキャンダラスな側面を持ちながらも、ハードロックとパンクが高…
パンクのレジェンド、イギー・ポップがデヴィッド・ボウイとタッグを組んだ1stソロ『Lust For Life』をレビュー。JETのヒット曲のルーツとしても知られる表題曲のワクワク感から、R&Bの要素も取り込んだ「ガレージアート」としての深みまでを紐解きます。前…
全世界で2500万枚以上のセールスを記録したデフ・レパードの金字塔『Hysteria』をレビュー。交通事故による左腕切断という悲劇を乗り越えたドラマー、リック・アレンの不屈の精神が宿る本作は、緻密かつパワフルなスタジアム・ロックの極致です。全曲シング…
ワシントンのドゥームメタルサウンドの祖、メルヴィンズ(Melvins)の4thアルバム『Lysol』をレビュー。リリース直前のタイトルを巡るひと悶着やセルフタイトル(『Melvins』)と呼ばれる背景を紐解きます。CDでは1トラック扱いでシームレスに展開される『Hu…
アメリカのギタリスト/シンガーソングライター、リック・デリンジャー(Rick Derringer)が1974年に発表した傑作ソロデビューアルバム『All American Boy』をレビュー。Superflyのカバーでも知られる世紀の名曲「Rock and Roll, Hoochie Koo」をはじめ、カ…
スマッシング・パンプキンズが2007年に発表した、約7年ぶりの復活作となる7thアルバム『Zeitgeist』をレビュー。メタスコアでの酷評や当時の賛否両論を背景に、固定観念のない視点から本作の歪な魅力と課題を紐解きます。復活の象徴である「Tarantula」の勢…
結成50周年を迎えた国民的バンド、THE ALFEE(ジ・アルフィー)が発表した記念碑的ベスト盤『THE ALFEE 50 SONGS 1974-1996』を4枚のディスクごとに徹底レビュー。チャートインすら叶わなかったサイモン&ガーファンクル直系の初期フォーク時代(Disc1)、エ…
直訳ロッカー・王様が2003年に発表した、エリック・クラプトン(クリーム時代含む)の直訳集2枚組アルバム『いとしのオイラ/しろあんこ伝説』をレビュー。クラプトンの最年長武道館公演記録に寄せて、単なる直訳のコミカルさにとどまらない、本家のリフが持…
ハードロックバンドBAND-MAIDがエイプリルフール企画としてお披露目した、京都の花街をモチーフとするグループ・BAND-MAIKOのミニアルバムをレビュー。既存曲を徹底的に和のテイストへリアレンジし、全編を京言葉に置き換えた上に、珠玉の新曲「祇園町」まで…
独自極まる世界観でロックシーンに君臨する3ピースプログレバンド、八十八ヶ所巡礼が2012年に発表した3rdアルバム『○△□』をレビュー。音階自体は極めて奇天烈な不協和音でありながら、一ミリのブレもなく強固に構築された「超硬質でガッチリとしたサウンド」…
21世紀のギターヒーロー、ジャック・ホワイトが2022年に発表したソロ4作目『Fear Of The Dawn』を取り上げます。実験的で敷居の高かった前作から一転し、ガレージライクな鳴りとゴシックホラー的な奇怪さが同居した、わかりやすい「ジャック・ホワイトらしさ…
ブログ筆者のヘビープレイ紹介企画「最近、こんなのよく聴いてます。」'25年3月号。集計の手違いから昨日急遽レビューしたギャング・オブ・フォーをはじめ、失敗作の枠を超えた幅を感じるディープ・パープル、20年越しにインディーロックとしての本質に気づ…