こんばんは。キタダハルキです。
今日はもっちゅりんリベンジに失敗して半ヤケクソ気味だったのを立て直して今、という感じなんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【時代に合わせ?聴きやすさが上昇】。
それではレビューしていきたいと思います。
■I'm Your Man/Leonard Cohen(1988)
カナダのレジェンドシンガーソングライター/詩人、レナード・コーエンの'88年作品。
彼の作品といえば、ポップとは程遠く正直言って日本人には難しいって思ってしまう部分も大きいんですが…
※下記リンクは彼の代表作のレビューです。フォーキーで内省的、宗教観など日本人としては実感に乏しく理解が難しい側面も大きいですが、雰囲気があるのは伝わってくる作品。
ただ、当作品は別。びっくりしましたよ、ジャンル見て。
シンセポップ?ほんまか?と。
…ほんまや。シンセサイザーの曲です、としか言いようがない楽曲に、女性コーラスも非常にポップな洗練性。時代に合わせて聴きやすさを追求もしてくれたのかな?と思しき聴き味。
ちなみに順番が前後しますけど冒頭に置いた『Everybody Knows(M-3)』だって、従来のフォーキーアプローチの延長上ですけど、なんか口ずさみたくなりましたもん。今まではあまりなかった感覚。まぁ、言うても私は彼の作品に触れるのが3枚目ということもあるとは思うんですが、ひとまずその中でもっとも聴きやすいのは当作品。
本来のムードとは違う、という向きもあるとは思いますが、ここからチャレンジするのもいいかも。少なくとも、まったく聴けなくて挫折するぐらいなら聴きやすい方から、という手段はあっていいと思います。
■終わりに:最期まで現役であれたのは…
レビューは以上になりますが…
レナード・コーエンはその最期まで現役だったわけですが…そこまで生き残ってこれたのはこういう変化をきちんとしていたからなんかもなーと思いました。ほんと当作品はそれまでと違いポップだったことに一番驚きました。
それでもクセのあるアーティストではありますけど、慣れてきたらその声がふとしたときに聴きたくなる、そんなアーティストだと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。鮭への愛が際立つプログレ。注:もちろん至って真面目で圧倒的にテクニカルな作品です。

