オルタナティブ
syrup16gが2014年に発表した奇跡の再結成アルバム『Hurt』をレビュー。解散から6年、復活の祝賀ムードを一切拒絶するようなザリザリとした粗削りなサウンドの奥にある、過去の貯金に頼らず「傷だらけのまま新曲を鳴らす」というバンドの圧倒的な誠実さと畏敬…
スリーピースロックバンド・凛として時雨の衝動的な1stアルバム『#4』をレビュー!TKの超絶ハイトーンと鋭利なギター、ピエール中野の圧倒的な手数、345のイノセントな歌声が放つ“猛烈な劇物感”から、「Sadistic Summer」に潜むメロディアスな緩急まで、理性…
System of a Downの2005年作『Mezmerize』。アルメニア民謡の独特なメロディと、プログレッシブで超攻撃的なメタルサウンドが融合した名盤。聴けばどんなに寝ぼけていても目が覚める、強烈なアクと中毒性を放つ11曲を徹底レビューします。
LAのシンガーソングライター、フィオナ・アップルの1999年作品『When The Pawn...』をレビュー。小学生での衝撃的な出会いとなった名曲「Fast As You Can」をはじめ、冒頭からヒリつきを感じさせる「On the Bound」、冷徹な怒りが大爆発する「Limp」を紹介。…
90年代米オルタナティブ・ロックの影響を受け、日本独自に発展したギターロックの「源流」を独自の視点で徹底考察。ジャンルの絞り込みを経て辿り着いた、NUMBER GIRLとthe pillowsという2つの巨大な潮流を解説します。独自の轟音世界で後進に絶大な影響を与…
the pillowsが1999年に発表した8thアルバム『HAPPY BIVOUAC』をレビュー。オルタナティブロック特有のローファイなサウンドと、がっつり心に響くポップなメロディを高次元で両立させた、ジャンル屈指の聴きやすさを誇る記念碑的作品。名曲『Funny Bunny』や…
レディオヘッド(Radiohead)が1997年に発表した金字塔的3rdアルバム『OK Computer』をレビュー。高校生時代に洋楽の扉を開く決定打となった本作の、実験的でありながら圧倒的な美しさを紐解きます。「Paranoid Android」の緩急に満ちた衝撃、人によって聴き…
3ピース・ロックバンド、syrup16gが2002年に発表したメジャー進出第1弾アルバム『coup d'Etat(クーデター)』をリアルタイムリスナーの視点から熱量高くレビュー。「自分の曲を売り物にする」というフロントマン・五十嵐隆の凄まじい決意が宿った本作の、ヒ…
ウィスコンシン州出身のオルタナティヴ・ロックバンド、ガービッジ(Garbage)が1995年に発表した衝撃の1stアルバム『Garbage』をレビュー。「1001枚のアルバム」リストをきっかけに出会った本作の、1stらしからぬ圧倒的なサウンドクオリティの秘密に迫りま…
今年シーンを席巻中の「Angine de Poitrine」のライブの反響をきっかけに、最小限の編成で圧倒的な衝撃を放つ「二人組ロックバンド5選」を大特集。世界中にデュオ・スタイルを決定づけたザ・ホワイト・ストライプスをはじめ、ダークでクールなアウトロー感が…
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの息子であるショーン・レノンの2006年発表の2ndアルバム『Friendly Fire』をレビュー。「偉大な親の息子」という色眼鏡や過小評価を跳ね除け、無駄のないスマートなアレンジ、芯の通った美しいメロディラインを徹底考察。親友…
ブログ筆者が直近でヘビーローテーションした音源を紹介する月例企画「最近、こんなのよく聴いてます。」の2026年6月号。今月は「聴きやすさ・薦めやすさ」を担保した、万人に推薦できる良質な5枚がランクイン。ディー・ライトの90sクラブサウンド、フォスタ…
あふりらんぽのメジャーデビューアルバム『URUSA IN JAPAN』(2005年作)をレビュー。強烈なノイズと咆哮、剥き出しの呪術的衝動で圧倒する本作の魅力を紐解きます。一見すると人を激しく選ぶアヴァンギャルドな作風でありながら、その根底にあるのはブルー…
デトロイトのロックデュオ、ザ・ホワイト・ストライプスが2003年に発表したガレージロックの金字塔『Elephant』をレビュー。筆者がティーン時代にリアルタイムで衝撃を受けた洋楽との出会いを振り返ります。世界中のライブ会場で観客がリフを大合唱する歴史…
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(レッチリ)の歴史的大ヒット8thアルバム『By The Way』をレビュー。驚異的な一体感と緩急で圧倒する表題曲『By The Way』、万人に勧めやすいポップな『Universally Speaking』、そしてライブの超定番として中盤で再び耳を…
ブリンク182(blink-182)の5thアルバムにしてセルフタイトル作をレビュー。大学時代にドラマーから薦められたエピソードを交え、トラヴィス・バーカーによる圧倒的かつ変則的なドラムテクニックの凄みを解説します。従来のポップパンクの枠を超え、ハードコ…
月刊ヘビープレイ紹介企画・2026年5月号。今月はジェイソン・フォークナーの美メロが光る名盤を筆頭に、くるり、セイント・ヴィンセント、デフトーンズ、スペアザといった、ジャンルを越えて「今、心から推せる」クセの強い5枚を厳選。再生回数が止まらない…
椎名林檎が自作曲を封印した異色のコンピ盤『禁じ手』をレビュー。客演や共作のみという括りながら、作家陣の深い理解と彼女自身の編曲により、紛れもない「椎名林檎のアルバム」として結実。伊秩弘将、加藤ミリヤ、伊澤一葉ら多彩な才能が、彼女の揺るぎな…
ストレイテナーの6thミニアルバム『Next Chapter EP』をレビュー。珠玉の轟音バラード「メタセコイアと月」で見せた新たなシューゲイザー・アプローチから、初期を彷彿とさせるオルタナ、再録曲まで。4曲に凝縮されたバンドの「今」と「歩み」を紐解き、結成…
3人組ロックバンド・ACIDMANの12thアルバム『INNOCENCE』をレビュー。アニメ主題歌『Rebirth』やヒットシングル『灰色の街』など、キャリア史上最もポップでキャッチーなメロディが際立つ本作の魅力を紐解きます。あえて「薄味」とも形容できる無垢なサウン…
英国のロックバンド、ブラーの6thアルバム『13』をレビュー。前作からのオルタナティブ路線をさらに深め、ダウナーで鋭利なサウンド、そして実験的な音像が渦巻く一作を紐解きます。デーモン・アルバーンの私的な破局が影を落とす「Tender」から、のちのゴリ…
syrup16gの2ndミニアルバム『Kranke』をレビュー。再結成後のボロボロな姿を見せた前作『Hurt』から一転、躁状態のような無敵のバンドアンサンブルで猛烈にドライブする本作の魅力を解説します。「冷たい掌」の衝撃から、自身の境遇を投影したような「To be …
カリフォルニアの重鎮デフトーンズが2016年に発表した『Gore』をレビュー。メタル特有の熱量とアンビエントな冷気が同居する、彼ら独自の「美しいうごめき」を紐解きます。変拍子や実験的なアプローチを多用しながらも、決して突飛にならず一曲として成立さ…
「日本のリスナーが想起するオルタナティブ・ロック」のルーツを辿るべく、その土台を形成した重要盤5枚を厳選して紹介。1967年のヴェルヴェット・アンダーグラウンドを“水源”に、ノイズをブースト・昇華させたジザメリとソニック・ユース、メロディが開花し…
オルタナティブ・ロックの伝説的バンド、ピクシーズの2ndアルバム『Doolittle』をレビュー。1曲目「Debaser」の叫びとポップさが同居する衝撃から、驚くほど親しみやすい「Here Comes Your Man」まで。大学時代の食わず嫌いを経て、30代で初めてその真髄に触…
MO'SOME TONEBENDERの9thアルバム『Rockin' Luuula』をレビュー。かつてそのリスナーから一度完全に離れてしまった筆者が、再びリスナーへと引き戻された記念碑的な一冊。衝撃的なギターリフが炸裂する表題曲「ロッキンルーラ」や、圧倒的なキャッチーさを誇…
NYオルタナシーンの象徴、ソニック・ユースが1988年に発表した歴史的名盤『Daydream Nation』を徹底レビュー。70分を超える壮大なスケールと、ノイズ・アート・アヴァンギャルドが融合した独特の世界観を解説します。一見すると敷居が高そうな「ノイズ」の裏…
自身のブログの生命線である「オルタナティブ・ロック」に関する過去記事をアップデートするための葛藤を描いた中間報告。AIのアドバイスをきっかけに、過去記事をハブ(軸)として機能させるべく「源流を探る」連載を構想。しかし、R.E.M.など日本人のイメ…
2000年代ガレージロック・リバイバルの旗手、JETの衝撃的なデビュー作『Get Born』をピックアップ。iPodのCMで世界中を席巻した「Are You Gonna Be My Girl」の圧倒的なキャッチーさと、理屈抜きに体が動くロックンロールの快感を綴ります。小難しいことは抜…
チェスター・ベニントンの死を乗り越え、新ボーカルを迎えて奇跡の復活を果たしたリンキン・パークの8thアルバム『From Zero』をレビュー。新加入エミリー・アームストロングの圧倒的な歌唱力を認めつつも、あえて「懐古的」に映るサウンドやマイク・シノダ…