こんばんは。キタダハルキです。
寒すぎて身体がちょっとびっくりしている状態を、なんとか立て直して…という感じなんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今回のキーワードは…「地を這うような、絡みつくグルーブ」。
それではレビューしていきたいと思います。
■Around The Fur/Deftones(1997)
このインパクト大のジャケットは…アメリカのオルタナティブ・メタルバンド、デフトーンズの出世作となった2ndアルバムです。
これはまぁ…地を這うような、絡みつくグルーブでとらえて離さないような感覚でしたね。粘り気を感じるのはこのタイプのジャンルでは珍しいように思います。
加えて…やはりチノ・モレノのヴォーカルの幅がすごいですね。純粋にボーカルとしての機能もそうだけど、歪みをプラスアルファするかのように楽器としての役割も十二分に果たし…いわゆる…「メタルらしさのようなポップ」に安住しない声というか…
まぁ、正直「聴いてみて!」としか言いようないところもあります。この手のジャンルのアルバムとはちょっと様子が違うぞ?ってことは伝わるかと思います。
■終わりに:「ジャンル」に消費されない個性。
レビューは以上になりますが…
デフトーンズ、改めて、今も高いセールスで生き残っているのが素晴らしいですよね。このジャンルは流行もしましたが、ずっと生き残っているバンドはそうたくさんはいないですしね。
先日レビューした「Koi No Yokan('12年作品)」でも進化を見せてくれていましたが…
その独自音楽性から一部では「ヘヴィロック界のレディオヘッド」との異名もあるとのことで…いやはや、これからの進化にも注目のバンドだと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。