こんばんは。キタダハルキです。
昨日は夜、寒いけどそれなりの厚着をすれば意外と気持ちよく歩けるやん…と、数キロの道を歩きながら思ったんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今回のテーマは…「ポップさを引き算し始めた感覚」。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■大人の涙/マカロニえんぴつ(2023)
もはやシーンで確固たる地位を築きつつある、マカロニえんぴつの最新作。
もう、この1曲目『悲しみはバスに乗って』から思うことではありますが…ポップさをだいぶ引き算し始めた感じがしましたね。サビはもう、ディスコードのように衝突するメロディで、ぶっちゃけ不気味でもあります。
相変わらず曲調は豊富で、歌謡曲(M-8)やらメロコア(M-9)やら、ほんまなんでもやります!ぐらいの貪欲さは維持できています。この辺りははっとり(Gt./Vo.)が尊敬しているユニコーンイズムというか、改めて継承者でもあるなと。
一方で、ポップさを引きはじめた代償として仕方のない面はあると思いますが…ただただポップなアルバムを期待して聴くと、ちょっとついていけない面も出てくるかも。少なくともセールスにはちょっと現れ始めているような…。あとは…一部楽曲*1を聞く限り、ちょっと喉は心配かな…
■終わりに:ポップなだけにとどまらない勇気のあるバンド。
レビューは以上になりますが…
マカロニえんぴつは、挑戦をしっかりしているバンドだと思います。
もちろん一般リスナーの立場としてはチャレンジングすぎる面に懸念もあるんですが、技術がしっかりしていて、吸収したものを消化する能力も非常に高いと思います。こういうチャレンジは中途半端なところで手を引いたりしなかったら大きな結実をする日もくるんじゃないか?と期待感もありますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
*1:M-5『ネクタリン』はさすがに力技に聞こえたかな…。