いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Some Great Reward/Depeche Mode(1984)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#247

こんばんは。キタダハルキです。

今日は昼間雨が降る…はずだったのが、結局今も晴れてるなぁ…と思いながら過ごしているんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

※前回の記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

今日のキーワードは…「宗教・社会的ながら、ポップに聴ける」

それではレビューしていきたいと思います。

■Some Great Reward/Depeche Mode(1984)

SOME GREAT REWARD


www.youtube.com

Blasphemous Rumours

Blasphemous Rumours

  • デペッシュ・モード
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

イギリスのシンセポップ/インダストリアルグループ、デペッシュ・モードの4thアルバムです。彼らもスモールインジャパンのイメージがかなりありますね…。

このアルバムはもうそのまま「シンセポップ/インダストリアル」というところがサウンドイメージにピッタリ。

インダストリアル特有の重く、鬱々としたフィーリングが、シンセサイザーで中和されてポップな聴き心地になっています。私が今まで触れてきた彼らの作品*1の中でも特に聴きやすい方だと思いました。

一方で、歌詞は過激だったりグロだったりして一部放送禁止措置(M-7)を受けるなどしたようですが、クリスチャンとしてのタブーを乗り越える内容を表現(M-10、上記映像)するなど、挑戦的な内容でもあります。

ポップとはいえスッと理解できるか?と言われたらちょっと難しいとは思いますが、クセになる音楽性(聴き慣れだすと、スッと再生ボタンに手が伸びやすい音楽)だと思いますし、一度チャレンジしてみる価値はあると思います。

■終わりに:hyde氏のフェイバリット。

レビューは以上になりますが…

スモールインジャパンと言ったものの、実はあのラルクアンシエル・hyde氏のフェイバリットがこのデペッシュ・モードなんですよね。作曲のヒントの宝庫という…。

ちなみに、あくまで私が彼らの作品を今まで聴いてきた中で、ではあるものの当作品が一番ラルクにも通じるようなフィーリングを感じると思います。ダークさと、実は歌い方も。それこそ、時期的にももっともhyde氏自身が影響を受けた時期の作品*2と推測されますしね。

…ということで、ラルクファンの方にもぜひおススメしたいと思いますね。影響元をこってりさせ過ぎないhyde氏の作曲能力の高さも感じられると思います。

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

SOME GREAT REWARD

SOME GREAT REWARD

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Some Great Reward

Some Great Reward

  • デペッシュ・モード
  • ポップ
  • ¥1833

 

*1:『A Broken Frame(2nd)』、『Construction Time Again(3rd)』、最も評価の高い『Violator(7th)』を視聴済み。どの作品も再生数10回オーバー。

*2:当作品のリリースされた'84年は、hyde氏が最も音楽をよく聴いていた時期と語るちょうど中学生前後。