こんばんは。キタダハルキです。
昨日は実家で野球観て久々に純粋に楽しめたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…「控えめさも兼ね備えたポップ」。
それではレビューしていきたいと思います。
■東京ビバーク/スネオヘアー（2003）
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シンガーソングライター・渡辺健二のソロプロジェクト、スネオヘアーの'03年発表のミニアルバム*1。
このアルバムの聴きどころは…ポップながら粗削りをキープできているところだと思っていて。
細い声質もさることながら、メロディのポップさに曲を抗わせていないところが旨味を感じますね。曲の音色がフォーク調・ブルース調・宅録っぽいミニマルさ…そんで「たまに」上記楽曲のような必殺バラード…という多彩な形なので、聞き疲れしないんですよね。
またソロユニットならではなのかも、とは思いますが、過度のスケール感を出さずに小さくまとめてくれている感覚も、これまた聴きやすいです。控えめながら、堅実に長く聴けそうな一枚だと思います。
■終わりに：控えめさも兼ね備えたポップ。
レビューは以上になりますが…
スネオヘアー、実は結構久しぶりに聴きました。
当アルバムが時系列的に歯抜け状態で聴いてなかったので思い起こして今回聴いてみたんですが、アルバムとしての構成力がとても高いと思いましたね。インタールードを巧みに使って、楽曲自体の大きなボリューム感（長い曲は多め）を感じさせない親切な設計になっていたと思います。
世間的には「ともさかりえの元旦那」というイメージが強いと思いますが、確かなポップセンスの持ち主ですし、日本のアーティストで控えめさも兼ね備えたポップは結構珍しいと思いますんで、こってりポップスに飽きた方におススメしたいですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。
*1:収録曲9曲ながら、インタールードが4曲ということで、ミニアルバム扱いに。
