こんばんは。キタダハルキです。
今日は気温が下がって寒いような、さわやかなような…といった感覚で過ごしているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【アーティーさとポップさの折衷案】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Easter/Patti Smith Group(1978)
パンクの女王として高い評価を誇るシンガーソングライター、パティ・スミスの事実上の3rd*1アルバムです。
ぶっちゃけ、パティ・スミスはとっつきにくいと捉えられやすいアーティストで、その商業的実績の少なさから「過大評価」と批判の的になることもしばしば。
ただ、女性のロック…特にパンクへの道を開いた功績は絶大で、特に直接的な影響としてはPJハーヴェイあたりのルーツに相当するアーティストでもあります。
それはさておき、このアルバムは聴きやすいと思います。
特に上記楽曲はブルース・スプリングスティーンとの共作ということもあり、ポップにわかりやすく聴ける構成になっていると思いますし、パティ・スミス最大のセールスを挙げた楽曲でもあります。
もっとも、アルバム全体ではポップに「なっちゃった」みたいなことはなく、尖った歌唱も健在。ジャケも修正を指示*2されながらも、どうやらそのまま出したようで…笑。
このアルバムから聴きはじめても、パティ・スミスの本質部分は伝わるんじゃないかと思います。
■終わりに:敷居は低くない。けれどここにオリジンがある。
レビューは以上になりますが…
パティ・スミス、敷居は決して低くないと思いますが…ここにオリジンがある、という強い説得性はあります。
ルーツに当たる音楽のひとつでもあるので、一回チャレンジはしてみてほしいと思うアーティストのひとりではありますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。