こんばんは。キタダハルキです。
今日は冬至らしさに打ち震えながら過ごしているんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のキーワードは…「もっとポップを捨ててもいいんじゃないか」。
それではレビューしていきたいと思います。
■THE GREATEST UNKNOWN/King Gnu(2023)
King Gnu、3年…というか、もはや約4年ぶりの最新アルバムです。
CMへの出演など、音楽シーンにとどまらないその存在感は日に日に増して…という中で、アルバムに投入されたシングルは11曲。漏れなし。全21曲の大ボリューム。この時点でも、商品価値としては十分だと思います。
では、そういうパブリックな状況ではなく…個人的な視点でどう思ったかというと…
なんというか、もっとポップを捨ててもいいんじゃないかなぁと感じてしまいましたかね…。
「こういうのでいいんだよ」を欲しい層に応えないといけないのはもちろん、プロだから仕方ないと思う一方…正直、ポップな曲ほど「お決まり感」の中でマンネリしていて、「白日2」みたいに感じる曲が多かった…。さすがにもう違う文脈でもいいような気はしました。
それこそ、むしろポップではないと感じたけれど「IKAROS(M-8)」や、インタールードでやってる方向性を伸ばす…とか、そこから新たなポップたる芽が出てくれば…。もしかしたらそういうのは「ミレパ」でやってるのかもしれませんが、私はKing Gnuにもまだまだ鮮烈さを感じたい。
わがままながら、そういうことを思いました。
■終わりに:「ポップ」は、足かせにも…
レビューは以上になりますが…
ポップの難しさを改めて痛感しましたね。特に、King Gnuのポップの提示は新しかったがゆえに…。どうしても、それゆえに「その像を求め、求められ」という足かせにも感じるところはあります。
ですが、3枚目ともなればどこかにぶつかるのは当たり前とも思いますし、先への展開に貪欲さ自体は持っているのは感じられる作品でした。
だからこそ、次の一手がどうなるか。これからも楽しみにしたいと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。