こんばんは。キタダハルキです。
昨日は行ったことがありそうでなかった駅で、高架下にいい感じのイートインできるパン屋が見つかってホクホクだったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のテーマは…「ローファイを、散らかさない」。
それではレビューしていきたいと思います。
■Beautiful Freak/Eels(1996)
アメリカのオルタナ/インディーロックバンド、イールズのデビュー作です。
しかしまぁ、ジャケがとにかく不気味でしたね…。目が怖え…。
そんな中、一番耳についたのは、意外なまでに乾いたドラム(特に上記楽曲。アルバムの1曲目)。他はほぼローファイな音で固まっている中で、キュッとまとまるというか。ミクスチャーとかでよく聴く感じのドラムが印象的でしたね。
ローファイな音像のアルバムって、一歩間違えると「単なるヘタクソ」とかそういう感じになってしまいがちだと思うんです。
が、ストリングスやウッドベースなど広がりのある色んな音をさせつつも、この一定のタイトさのおかげで耳がポイントを見失って退屈したりせず、終始聴き切れるところに個性を感じましたね。まさに、できそうでできない、という絶妙さ。
■終わりに:発売当時は否も少なくなかった作品ながら…
レビューは以上になりますが…
当作品は「NME誌の歴代ベストアルバム500」の一角(344位)です。
ただ、発売当時のNMEの評価は5/10。ハッキリ言えば低評価でした。これに限らず他のレビューでも、細部は聴くに値しない駄作とか気取り過ぎとか、結構な言われ方もしていた作品でもありました。
ですが、時間が経って結局名盤として評価されるようになったわけですね。イールズ自体も現在も活動中ですし、昨年には新作リリースしています。
やっぱり、自分がいいと思ったもんを、人の評価がどうのこうのではなく出す、ってのは大事やなぁと、こういう例を見ると思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。