こんばんは。キタダハルキです。
四月もこれまた、ありがたいことに本業も忙しく、なかなかこちらでお話しする時間を取れずに月が変わった、という印象なんですが…皆様いかがお過ごしでしょうか。
ということで、今月もこの企画…
最近、こんなの聴き始めました。
5月号をお送りいたします。
※先月号はこちら。
今月は、本当に「多様」かつ「異様」なラインアップになると思います。それでは、さっそく本題に入りましょう…。
■Songs to Try/Klangphonics(2020)
早速「誰やねん?」かもしれません。そうであっても不思議はなく…。
というのも、私も「たまたま」インスタでこの動画を見かけたのがきっかけで彼らを知りました。
このまさに「物理的・インダストリアルテクノ」とでも言わんばかりのとがったアプローチがすごいなぁと思いまして。出ている作品をiTunesで買いあさった…というわけです。
一方、当アルバムは非常に堅実な、クリーンなテクノサウンドを聴かせてくれる名盤。前衛的な分、ある意味本質部分も捉えているというか…。結構万人におススメできる作品だと思いますね。
■COMPACT DISC/ゴールデンボンバー(2023)
いやぁ…今回も…というか、むしろ前作よりも少し力が抜けたかな?という印象。
キリショー以外のボーカルという禁じ手も切ってくるぐらい、事を起こしてやろう感も強かった前作と比べ*1、原点回帰のような「純粋に楽しい」内容。その分曲のよさも際立ってましたね。ゴールデンボンバーに飽きかかってしまった人に聴いてほしいかなと思います。やっぱりいいなぁ…って思える作品だと思います。
■The End of Yesterday/ELLEGARDEN(2022)
ひと言でいって「ホッとした」という印象です。
なんせ16年ぶりのアルバム。しかもあまりいい形で活動停止したようには見えなかったのもあって、相当に不安いっぱいで聴きました。しかし杞憂でしたね。
1回目こそ少し「大人になり過ぎた…?」とも思いましたが、何回も聴くにつれ…というか、2回目の時点で「これは飽きずに聴ける!」と思いましたね。勢い任せじゃなく、かといって「老け込んでも」なく、絶妙な「らしい塩梅」で出してくれたと思います。エルレを聴いてたならマストで聴いた方がいい作品だと思います。
■Tenor Madness/Sonny Rollins Quartet(1956)
某カフェで見かけたジャケットを調べたらここにたどり着いた…みたいなきっかけでたどり着いた、ソニー・ロリンズの代表作のひとつ。このアルバムのジャケからもわかる通り、ゲストとしてなんとジョン・コルトレーンも参加。
さすがに全盛期、というだけあり、みなぎった作品だと思いますね。ソロたくさんありますけど聴きにくくもないですし、ジャズがある程度好きならおすすめできます。
■SUPER BEST II/CHAGE and ASKA(1992)
まさか、と言っては失礼ですが…今月号の再生数1位のアルバムです。
言っちゃ悪いですが、チャゲアスはあの事件もそうですが…正直音楽性が合わなくなって忌避してきたところもありました。で、そんなことも意識しなくなってきてたつい先日、居酒屋で上記「モーニングムーン」を聴いたうちの奥さんが反応しましてね。
実は私にとって、モーニングムーンは生まれる前の作品でして。あんまり覚えがなかったんですが…なんかクセになってきて聴きたくなって借りたのがこのベスト盤でした。
いやこれ、めちゃくちゃいいベスト盤ですよ。
時系列に並んでるだけなのに…曲の流れもいいし、シングルなのにポップなだけの曲が並んでいるわけでもなく、しっかり「トータルで」魅せる構成が出来ていたんだなぁ…と、あの90年代初頭のメガセールスは伊達ではないことを証明するような作品だと思います。
■まとめ:ラインアップとしては変わってるけど…
今月号は同時に並ぶと異様なラインアップですが、結局ポップでしたねー。本当に万人に勧めやすい形のアルバムが出そろった印象。
中でもチャゲアスは…本当にめちゃくちゃ聴いてます。なんならこのアルバム以降も聴きだしたし、その先のルーツ的なところまで聴きはじめているぐらい。本当に素晴らしいアルバムだと思うんで、特に忌避してる人ほど聴いてみてほしいと思います。洋楽クラスの音基準やなぁと感心させられること請け合いだと思います。
もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。
*1:もちろん、紅白の落選という目に見える事象もあったため、変化が必要なタイミングだっただろうとは推察される。