こんばんは。キタダハルキです。
書き溜めその2…おそらく、いまごろは福岡の義実家でワインでも飲んでそうですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今回のテーマは…「ソロデビューに求められる無難さ」。
それではレビューしていきたいと思います。
■Full Moon Fever/Tom Petty(1989)
トム・ペティ&ハートブレイカーズのトム・ペティの'89年のソロデビュー作品。
なんというか…これぞアメリカ!って感じのカントリーライクな気持ちいい、すっきりしたロックがスーッと駆け抜けるようなアルバムです。カントリーライクとはいっても、曲が渋すぎることもなく、またいわゆるこのジャンルにありがちなメッセージ性抜きで聴いても、ちゃんと「わけのわかる」ポップさがありますよね。日本人の私としてはこの辺も正直大事。
私はこれまで彼(彼ら)の作品は「破壊」しか聴いたことがなかったんですが、それでも自然に入っていける、期待像と大きなズレのない作品だと思います。
■終わりに:ソロデビューを、無難に。
レビューは以上になりますが…
ソロデビューを無難に飾るのも大事なことやと思いましたね。
どうしてもこう…ソロでどうせやるなら、みたいにでっかい変化を求めてしまうケースもあると思うし、なおかつ「まるで変化がなかったり」するとじゃあバンドでやっとけ!みたいな批判もまぁ、ありがちじゃないですか。
ですが、この作品のように「求められる像」をハイレベルで満たしていれば、そう大きな変化をせずとも評価されるってことを教えてくれるアルバムでもあると思います。曲のバラエティもありますし、飽きずに長く聴ける作品じゃないですかね?
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。