いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We?/The Cranberries(1993)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#220

こんばんは。キタダハルキです。

今日は起きたら雷が鳴っているような不穏な天気で…なかなかしんどかったんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

※前回の記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

今回のキーワードは…「ドロレスの歌が持つ、絶対的アイデンティティー」

それではレビューしていきたいと思います。

■Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We?/The Cranberries(1993)

Everybody Else Is Doing It So


www.youtube.com

Dreams

Dreams

  • クランベリーズ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

上記楽曲がとにかく有名なアイルランドのバンド、ザ・クランベリーズの1stです。

このアルバム、邦題がもう『ドリームス』なんですよね。原題が長い*1から仕方ないけれど…。それぐらい、上記楽曲はヒットしました。

アルバム全体としては、オルタナチックな物憂げさ、ポストパンク直系のサウンドに乗っかるドロレス・オリオーダンのトラッド風味の存在感あるボーカルが郷愁を呼び起こさせる…という感じです。

が、率直に言うと…やっぱり『ドリームス』がガチっと噛み合って生まれた曲なんだなぁ…ということを良くも悪くも確認する感じもありました。

他の曲は、さすがにザ・スミスっぽいなと思う瞬間がちょっと多かった*2かな…。それだけ、彼らの与えた影響の大きさを確認した、ということでもあるんですが…。

とはいえ、気持ちよく聴けるアルバムではあるとは思うので、上記のようなポイントが気にならないなら、聴いて損はしないと思います。

■終わりに:オリジナリティの担保…

レビューは以上になりますが…

オリジナリティの担保って本当に大変なことというか…そこで大きな武器になるのが、やっぱり歌だと思うんですよね。もっとも個人差があるわけで。

ドロレスの歌はその…クランベリーズのオリジナリティの根幹を担っていたと思います。近年、アルコールの問題で彼女は若くして亡くなってしまいましたが…クランベリーズはそれを機に解散。

つくづく、惜しい方を亡くしたなぁと思いますね…。

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We? (The Complete Sessions 1991-1993)

Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We? (The Complete Sessions 1991-1993)

  • クランベリーズ
  • オルタナティブ
  • ¥2139

 

*1:Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We?が原題。もちろん、タグ付けも厳しい長さ笑。

*2:特にサウンド。ドロレスの歌でかろうじてオリジナリティがあるかな…みたいに感じる瞬間は決して少なくなかった。