いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Will Of The People/MUSE(2022)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#52

こんばんは。キタダハルキです。

昨日、バインの新作をレビューしてみて…やはり新作についてのって見られるんやなぁと実感したんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

musictherapy.hateblo.jp

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

※前回の当カテゴリの記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

今日のテーマは…「オペラのように仰々しくて、ドラマチックでこそ」

それではレビューしていきたいと思います。

■Will Of The People/MUSE(2022)

ウィル・オブ・ザ・ピープル (ジャパン・リミテッド・エディション) (CD+DVD)


www.youtube.com

Compliance

Compliance

  • ミューズ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

クラシカル/オペラ要素をミックスされたロック/メタルの中間層のような…唯一無二のイギリスのロックバンド、ミューズの昨年リリースの4年ぶりアルバム。

率直に、方向性を戻してきた、という印象です。

ワーミーによる歪んだギターも健在で、オペラのように仰々しくて、ドラマチックでこそミューズやんなぁ*1と思いながら聴いてました。今作はボーカルのマシューが伸び伸び歌えているなぁとも。

ただし、上記の曲しかり、割と直接的な歌詞表現も目立ち、その辺は好みが分かれるかもしれません。ですが、きわめて精度の高い「期待通りの」楽曲群なので、十分満足できる出来じゃないかなと思いますね。

Will Of The People

Will Of The People

  • ミューズ
  • ロック
  • ¥1833

■終わりに:「らしさ」もやっぱり重要。

レビューは以上になりますが…

やっぱり、期待される要素から離れすぎるのは難しいんですよね。ミューズの今作は期待通りでホッとしました。

脚注でも書きましたが、おそらく今作が前作のような方向性だったら、ミューズからはおそらく離れていたかも。本音としてはどうしてもありますね。変化と「らしさ」のバランスって、永遠の課題ではありますよね…。

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

*1:まぁ…前作は正直言うと、エレクトロニカ調が強すぎで、ミューズがこれをやる意味という点で難がある印象だった。