こんばんは。キタダハルキです。
いやはや、今日は涼しくて快適な晴れの天気でうれしかったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
※前回の記事はこちら。
今日のテーマは…「遺作でありながら、きわめて新しい音楽」。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■Blackstar/David Bowie(2016)
いやぁ…聴くまでに7年もかかってしまいましたね…。
デヴィッド・ボウイが逝去する2日前に出した遺作です。
私が聴くまでに時間がかかった理由は単純で、たいして聴いてないのに遺作だからと急に聴くのはどうなのか?と思ったから。特に私の場合は、彼のベスト盤しか聴いてない状態でピンと来ずにそのまま逝去のときを迎えたこともあって、せめて代表作ぐらいは聞いてからにしよう、と思って今日に至ったわけですね。
で、結局代表作を10枚聴いてから満を持して…って感じでこのアルバムに触ったんですが…いやぁ、すごかったですね…。ていうか、本当に遺作か?というぐらい「これから」というエネルギーも感じる作品でした。もちろん、体調が悪いんやろうなぁ*1ってのは感じましたよ?でも、そこすら表現にきちんと昇華されているというか…。なんせ音が新しい。でも、これまでに聴いていたデヴィッド・ボウイやなぁ…とも感じる連続性も確かに感じられて…納得。
おそらくは遺作という属性がなかったとしても評価はきちんとされただろうと思います。私みたいな「聴くのを後回しにする偏屈な理由」がなければ、すぐにでも聴いてほしいぐらいの作品です。
■終わりに:デヴィッド・ボウイは「ベスト盤」より「オリジナル盤」。
レビューは以上になりますが…
私、以前にこういう記事をあげたことがありまして。
その代表格がデヴィッド・ボウイです。なんせ彼は「アルバムがきっちり1枚の画」ってタイプのアーティストなので、シングルだけそろえるとヘンな感じになりがちなんですよね…。
ということもあるんで、まずはベスト盤、って感じじゃなく有名どころ…それこそ上記のカバーにもなっている「Hunky Dory」あたりから聴きはじめて、行けそうやったら進んでいく…ってのが無難かなと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
*1:死因ともなった肝がんの闘病中でもあった。