こんばんは。キタダハルキです。
今日はおそらくグラコロ食べてハフハフしてきたはずですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【1stというよりも「0枚目」のような感じ】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Foo Fighters/Foo Fighters(1995)
元・ニルヴァーナのドラマー、デイヴ・グロールがフロントマンを務めるポストグランジバンド、フー・ファイターズの1st…なんですが、このときはデイヴの覆面バンドだったそうですね。
リリース前年に起きたニルヴァーナのフロントマン、カート・コバーンの痛ましい事件から精神を病みうつ状態になっていたこともあり、かなりセンシティブになっていたことがうかがえますね。
この1stアルバムは活動が本格化した2nd以降と違い、デイヴが立ち直るまでのセラピー的側面もあったそうで、すべての楽器を彼がほぼひとりで演奏…その上でバンドで録ったように見せよう…って目論見だったようですが、音質がかなりデッドなんで、むしろひとり…少なくとも「小規模」感はかなり感じます。そこにもがいてきた生生しさも感じられて…うん…。
楽曲としてはカートの影響を受けたグランジ風味であったり、ポップパンクのようないまはそんなに見られないアプローチもありつつ…いわゆる「フーファイ節」のようなものを感じるエモーショナルなメロディ・コードが光る楽曲も出来上がっています。
アルバムのニュアンスとしては、1stというよりも「0枚目」のような感じでもあります。フー・ファイターズ好きなら押さえておきたい一枚じゃないですかね?
一方で、そのレコーディング環境ゆえ音質にクセがある作品という側面も否めないので、彼らの作品に触れたことがないのであれば2nd以降やベスト盤とかの方が無難かもしれません。
■終わりに:デイヴの背中を押した、大物ミュージシャン。
レビューは以上になりますが…
実はデイヴはニルヴァーナ時代から曲は作っていたものの、畏れの念からカートに公開はできなかったそうで…。そしてひとりでやってみるという中でも歌はなかなか自信が持てなかったり…という紆余曲折がありつつ…だったようですが…
その苦境を救ったのが…ドラムのサポートとして誘ってくれていたという大物ロックミュージシャン、トム・ペティ。
デイヴがサポートの仕事をしていた中、ソロプロジェクトの存在を明かしたところ「そっちを頑張ってみたらいいよ」って背中を押したそうで…。
そこからもう30年でしょう?いやすごい慧眼…。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
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