2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧
音楽ブロガー・心理カウンセラーのキタダハルキが選ぶ「2025年に聴いた名盤ベスト10」。IDLES、小林建樹、Tycho、WARなど、ジャンルや年代を問わず、再生回数に基づいたガチのランキングを公開。各作品の「ひとことレビュー」と共に、この1年を彩った音楽体…
札幌が誇るロックバンド、bloodthirsty butchersの4thアルバム『kocorono』をレビュー。朴訥な歌声と、緻密にコントロールされた「熱量ある冷気」のような轟音サウンド。日本のオルタナシーンに多大な影響を与え続ける、時代を超えた傑作の魅力を紐解きます。
グラムロックのレジェンド、T.レックスが1971年に発表した歴史的名盤『Electric Warrior』をレビュー。代表曲「Get It On」の破天荒な魅力に触れつつも、アルバム全体に漂う土着的な「ブギ」のノリが持つ意外な難しさを考察します。華やかなイメージの裏にあ…
KICK THE CAN CREWの活動休止後、衝撃のソロデビューを飾ったKREVAの1stアルバム『新人クレバ』をレビュー。名曲『音色』に宿る圧倒的なポップさと、クリエイターとしての孤独や葛藤を越えた先にたどり着いた「新人」という謙虚なアティテュード。20年経って…
マッドチェスター・ムーブメントの核心、ハッピー・マンデーズの3rdアルバム『Pills 'N' Thrills And Bellyaches』をレビュー。名曲『Kinky Afro』に象徴される、ダンスとロックが融合した「わかりやすさ」と、消えない「酩酊感」。混沌とした制作背景を越え…
弱冠16歳のスティーヴィー・ワンダーが放った6thアルバム『Down to Earth』をレビュー。黎明期ゆえの瑞々しさと、思わず一緒に歌いたくなる「A Place in the Sun」の開放感、そしてボブ・ディランの名曲「Mr. Tambourine Man」の絶品カバーについて綴ります…
スピリチュアライズドの記念すべき1stアルバム『Lazer Guided Melodies』をレビュー。単曲では測れない、アルバム全体で紡がれる圧倒的な陶酔感。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドへのオマージュから、ドローン・トレモロが織りなす浮遊感まで。「酒に酔…
伝説のプロデューサー、フィル・スペクターが手掛けた歴史的クリスマス・アルバムをレビュー。ロネッツやクリスタルズによる煌びやかな「ウォール・オブ・サウンド」で綴られる定番曲の数々。フィルの挨拶まで含めた「様式美」としての魅力を、クリスマスイ…
国民的バンド・BUMP OF CHICKENの原点である1stアルバム『FLAME VEIN』をレビュー。『ガラスのブルース』や『アルエ』など、今なお愛される名曲に宿る「鈍いながらも脈打つような胎動」。長年のブランクを経て再聴して気づいた、藤原基央の圧倒的な個性と、…
ジョン・ルイスが1956年のパリで現地ミュージシャンと共演した名盤『Afternoon In Paris』をレビュー。「理想のジャズアルバム」の全要素が揃った、過不足のない完璧なアンサンブル。骨太さと繊細さが絶妙に溶け合い、思わず作業の手を止めて聴き入ってしま…
ブリティッシュ・シー・パワー(現・シー・パワー)の衝撃的な1stアルバムをレビュー。16年間の記憶の空白を経て再会した名曲『Remember Me』のキャッチーさと、ガレージパンクの熱量、そしてタイトルの如き「衰退」の美学。粗削りな音の中に宿る、退廃的で…
マル・ウォルドロン・トリオの1959年の傑作『Impressions』をレビュー。セロニアス・モンクの流れを汲む陰影豊かなピアノスタイルでありながら、単なる静寂に留まらない緊張感と躍動感。コーヒータイムや読書のお供にふさわしい、夕方から夜にかけての時間を…
サイケデリック・ロックの雄、ゆらゆら帝国のメジャー3rdアルバム『ゆらゆら帝国 III』をレビュー。かつて筆者が抱いた「拒絶」が、いかにして「一生ものの愛」へと変わったのか。中毒性抜群の「ゆらゆら帝国で考え中」から、今やフェイバリットとなった「男…
宇多田ヒカルの8thアルバム『BADモード』をレビュー。最新鋭のデジタルサウンドを纏いながらも、驚くほど身近で、脱力した心地よさを放つ傑作。スーパースターとしてではなく、いち人間として「自立」し、軽やかに、そして”ふつうに”立っているような彼女の…
ロンドンのラッパー、リトル・シムズの代表作『Sometimes I Might Be Introvert』をレビュー。マーキュリー賞受賞、メタスコア88点と圧倒的な評価を得た本作の真価とは。ゴージャスなストリングスとクールなラップ、そして「現代アフロビートの震源地」とも…
レディングが誇るシューゲイザーの至宝、スロウダイヴが22年の時を経て放った2017年の復活作をレビュー。ジャンル特有の「混然とした音使い」への苦手意識を、一曲の圧倒的なメロディが鮮やかに打ち砕きます。ハッキリとした輪郭を持ち、痛みや苦しみを浄化…
THE YELLOW MONKEYの活動休止後、吉井和哉がソロプロジェクト「YOSHII LOVINSON」として放った1stアルバム『at the BLACK HOLE』をレビュー。煌びやかなロックスターの虚飾を排し、宅録による不完全さと暗い情念を曝け出した本作。名曲「TALI」すらアルバム…
日本のオルタナ・ロックバンド、dipの3rdアルバム『love to sleep』をレビュー。ヤマジカズヒデが放つグラム的な色気と退廃美、そして計20分超に及ぶ圧巻のピーク。急逝したベーシスト・ナガタヤスシが遺した、土台をビシーッと通る圧倒的なベースサウンドの…
メンフィスのパワーポップの祖、ビッグ・スターの1stアルバム『#1 Record』をレビュー。ロック、ブルース、カントリー、そしてグラムロックの要素まで、あらゆる音楽の「中央値」を射抜くような、人を選ばない心地よさ。後年再評価された、ロックバンドの基…
ジェイムス・ブレイク(James Blake)の3rdアルバム『The Colour In Anything』をレビュー。静かな祈りのような歌声と、環境音楽のような心地よさが同居する一作。ボン・イヴェールとの共演曲を含む全17曲の静謐な世界。聴くというより「感じる」ことで馴染…
ロスが生んだ世界的なポップバンド、マルーン5のベスト盤『Singles』をレビュー。「This Love」や「Sunday Morning」など、熱心なファンでなくとも「どこかで聴いたことがある」名曲が揃う驚異のベスト盤を紐解きます。近年の邦楽シーンにおける彼らの多大な…
スコットランドのアーティスト、マイロ(Mylo)の唯一のフルアルバム『Destroy Rock & Roll』をレビュー。刺激的なタイトルとは裏腹に、ソフトで上品な聴き味が魅力の一枚。膨大なサンプリングが織りなす「どこかは刺さる」万能なダンスミュージック。ラウン…
稀代のベーシスト、サンダーキャットの4thアルバム『It Is What It Is』をレビュー。ベースを主役に据えたメロウでフュージョンライクな心地よいグルーヴのなかに、突如として牙をむく「タテ乗り」の一撃。期待通りの「らしさ」と、決定的な変化を刻んだエピ…
m-floの1stアルバム『Planet Shining』をレビュー。宇宙船のサントラのような近未来的な世界観と、多彩なジャンルを流れるように聴かせる巧みな構成を徹底解説。初期代表曲「been so long」の再発見や、名盤「The Low End Theory」からの影響など、今なお色…
パリのハウスデュオ、ジャスティスの衝撃的なデビュー作『†(クロス)』をレビュー。マイケル・ジャクソンへのオマージュが光る名曲「D.A.N.C.E.」との出会いや、エレクトロの枠を超えた「オペラ・ディスコ」の荘厳な世界観を紐解きます。緻密なサンプリング…
オアシスやレッド・ホット・チリ・ペッパーズら世界的大物のオープニングアクトを務める、京都発のハードコア・パンクバンド「おとぼけビ~バ~」の4thアルバム『いてこまヒッツ』をレビュー。剥き出しの怒りを爆発させながらも、プログレやメタルにも通ずる…
イギリスのパンクバンド、アイドルズ(IDLES)の3rdアルバム『Ultra Mono』をレビュー。全英1位を獲得し評価を決定づけた本作は、インダストリアルな熱量と洗練されたプロダクトが融合した、バンド史上最も「触りやすい」一作。確かな進歩の裏に見える新たな…
日本のサイケデリック・ロックシーンを牽引するTempalayの1stアルバム『from JAPAN』をレビュー。中毒性のある浮遊感とファンキーなリズムが同居するサウンドの中で、時折顔を出す「和」を感じさせる情緒的なメロディ。洋楽ファンをも唸らせる本格的なサイケ…
ブログ筆者がリアルに聴き込んだ月間ヘビープレイ紹介企画「最近、こんなのよく聴いてます。」2025年12月号。今月は全5作品が再生回数5回をクリアするハイレベルな豊作月。圧倒的1位に輝いた「離婚伝説」をはじめ、ジョン・ホプキンスやタルヴィン・シンなど…
ロンドンのポストパンクバンド、Bloc Partyの衝撃的な1stアルバム『Silent Alarm』をレビュー。コピバンをするほど心酔した筆者が、圧倒的なドラムの手数と緻密なギターリフが織りなす「踊れるロックサウンド」の魅力を解説します。20年経っても色褪せない、…