こんばんは。キタダハルキです。
今日は起きてすぐに筋トレ…ってのが、意外と功を奏したんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【意思ある粗削りからの、多面的な景色】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Meat Puppets II/Meat Puppets(1984)
アリゾナ・フェニックス出身、アンダーグラウンドシーンで活躍していたロックバンド、ミート・パペッツの2ndアルバムです。
聴き始めたきっかけは…やっぱりこの作品きっかけです。
※レビューは以下の記事でしています…
あのカートが、直接現場に呼んでまでコラボしたって、どんなんや?って思いましてね。上記のレビューでも話しましたけど、彼らの曲に関してはコラボしてるから当然といえばそうなんですが、カート色に染め上げずに原典が尊重されている空気をはっきりと感じられたわけで。
ちなみに私は1と2が一枚に入ってるCDで、それを分け直して聴いてみたわけですが…
1からの進歩が非常に大きいと思いました。良くも悪くもハードコアな初期衝動感がきわめて人を選ぶ作品、という評価からは逃れられそうになかった前作と比較し、特にカントリーライクな「カウ・パンク」と呼ばれるスタイルにテクニカルさと郷愁も漂い、アメリカンな牧場の風景が浮かぶようなエモーショナルさを感じますね。
ただ、テクニカルになりつつも、ハードコア・パンクマインドは損なわず粗く削ったままでちゃんとおいてるんやで、という意思が感じられる音使いがかっこいいですし、ハードコアなだけでなく、カントリーライクだったり、グランジに繋がるところだったり、サイケデリックにも感じるし…といった、多面的な景色も見せてくれる作品です。
■終わりに:あえて、レビューの核から…
レビューは以上になりますが…
あえて今回、件のカートが扱った曲は本編のレビューの核から外してみました。
ミート・パペッツについて、ってところを、なるべくカートのフィルターを外してまずは聴いてみてほしい、とも思ったので。
ちなみに、一番カートにダイレクトにつながってそうなのは『Lake of Fire(M-10)』ですね。
張り上げるメロディの危うさとギターのダウナーさが香ってきたら、あぁ…これは確かに繋がっているなぁ…と感じられるんじゃないか、と思いますね。もっとも、こちらはもっと野性的な衝動に満ちていますけども。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓先述したニルヴァーナのライブアルバムです。ミート・パペッツの知名度が上がった大きなきっかけ。カバー演目で実際にミート・パペッツが演奏で参加しています。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。ストーンズと言えば、というど真ん中の音楽性で、ジャケットも含めて超有名盤です。

