こんばんは。キタダハルキです。
今日はとにかく寒かったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【サイケデリアどっぷりながら”和”の薫りも匂う】。
それではレビューしていきたいと思います。
■from JAPAN/Tempalay(2016)
日本のサイケデリックロックバンド、Tempalayの1stアルバムです。
一番耳に残るのは、やはりサイケデリックな浮遊感あふれるサウンドに、ファンキーなリズム。『Oh.My.God!!(M-2、上記)』がまさにそうで、キャッチーな一曲でもありますね。
ただ、個人的にはキャッチーな面よりもどっぷりサイケデリックに浸かる方が楽しみやすいアルバムじゃないかな?と思いますね。それこそ冒頭の『All Time Long(M-1)』とか浮遊感…と同時にこう…沈み込むような感覚もあるんですよね。
加えて光るのが、クセ強ながらも情緒的なメロディだと思っていて。
特に顕著なのが『Have a nice days club(M-3)』。
パッと聴いて、京都みたいな風景の浮かぶメロディというか。どうしてもこのジャンルって海外勢の方が元気なイメージがあるし、私自身の推しのバンドも洋楽勢なんですが…この”和”も感じさせてくれたところに『from JAPAN』と冠されてることに対する納得感*1がありましたね。
アルバム内のサウンドの一貫性は高く、今までに紹介した楽曲のどれかが引っかかれば最後までいけるかな?という感じ。ここまでどっぷりサイケデリアのバンドって特に日本にそうはいないと思うんで、むしろ洋楽ファンにも聴いてほしい作品です。
■終わりに:サイケデリアどっぷり…
レビューは以上になりますが…
なんとなく、名前は見かけていたもののずっと聴く機会を作り損ねていたTempalayでしたが…こんなにもサイケデリアどっぷりなのか!と驚きました。『sea side session(M-7)』とかほんともう溶けてますもんね…
で、実は1回目聴いたときはちょっと面食らってしばらく寝かせてたんですけど…なんか、こないだ聴き直したときにガチっとはまって、これはもしかしたら長く聴いていけるかもしれない、と思いまして…
遅ればせながらですが、ここから追いかけていけたらと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
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*1:個人的には『made in Japan(M-5)』よりも、日本が匂っているところを感じた。M-5もネオサイケデリアど真ん中でいい曲。

