こんばんは。キタダハルキです。
今日はかなり深く、ゆっくり、長いこと寝ていたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【プログレを活かし、ポップに”成る”】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Breakfast In America/Supertramp(1979)
ロンドン発のアート/プログレバンド、スーパートランプの6thアルバムで、代表作です。全世界2000万枚のメガヒット作品です。
しかしまぁ、このアルバムはとにかく前半部が強力も強力。
それまでの純粋なプログレからは脱却しポップさを目指したという作風は、歌から楽器からメロディ・コードワークがひたすらに美しく、だけどポップソング止まりにならないプログレ仕込みの複雑な演奏力…でもその複雑さを複雑に見せずにポップとして結実している…それがもう、冒頭の『Gone Hollywood(M-1、上記)』からあふれているし、切ないメロディからインプロのように末尾で演奏が爆発するプログレポップで、管楽器が鳴り響き…ポップながら遊び・ゆらぎが楽曲に感じられる『The Logical Song(M-2)』…
そしてもう、度肝を抜かれるほど楽しかったのがこの『Goodbye Stranger(M-3)』なんですよ。
なんといっても、冒頭からせりあがっていくように高まっていって、サビにさしかかるにつれてドリーミーな空間が広がり…ロジャー・ホジソンのハイトーン、リック・デイヴィスの深みあるボーカルの掛け合いと切り返しのあるコードワークがめちゃくちゃかっこいいんですよね。
あと、これは戦略的なものかはわかりませんが…楽曲の中で敷居が高くなりそうな要素は曲の後半部分に固まっていて、ラジオで流せそうな部分はきっちりポップソングに聞こえる構成にしていたんかな?とか思ったりもします。
その一環?でもあるのか、後半はポップさを少し抑えた内容で、演奏面を中心に聴くような内容ではあるので、強い曲は前半だけやないか、と思ってしまう方ももしかしたらいるかも?とは思います。
それでも、きわめて高い演奏力で最後まできっちり聞かせてくれるアルバムですし、非常にポップで楽しさもあります。今からでもぜひ聴いてほしい一枚。
■終わりに:「最近、話題にならないアルバム」。
レビューは以上になりますが…
今回、今からでもぜひ聴いてほしいって思ったのは他にも理由がありましてね。
というのも、このアルバムとの最初の出会いがたしか…「最近、話題にならないアルバム」みたいなカテゴリで話されているのを見かけたことだったんですよね。そのときにあの特徴的なジャケットが目に焼き付いたんですが…
で、実際にその話題があったことも忘れ、つい先日…パン屋兼カフェにて有線から流れてきたのが『Breakfast in America(M-4)』だったんですよね。
このときに「このインパクトのある曲はなんや…?」と、グーグル検索をその場でかざしたら、あのジャケットのおばちゃんがあらわれて「あぁ!」ってなって、家に帰ってさっそくレンタルしよう…って経緯だったわけです。
なので、それこそ忘れられかけているのであれば改めて微力ながらもプッシュしたいとし、その価値があるアルバムだと私は思うんですよね。ドラマチックでわかりやすく、洋楽初心者にももってこいのアルバムですよ、いやほんまに。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
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↓当ブログの月間ヘビープレイ紹介企画『最近、こんなの聴いてます。』'25年12月号の第3位に当作品がランクインしました。特に、楽曲レベルでいえば『Goodbye Stranger』は筆者が今年初めて聴いた曲では有数の楽曲だったと思います。この号は久々の「すべての作品が5周オーバー」の作品なので、ぜひチェックしていただけると嬉しいです。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。オリヴィア・ロドリゴの2ndアルバムは、天性のパワーで、ティーン歌姫的敷居をぶっ壊してくれる元気な作品です。

