こんばんは。キタダハルキです。
今日は早起きに成功していろいろと活動的にできているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【自らだけで構成された大群】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■LEGION/Creepy Nuts(2025)
日本を代表するヒップホップグループ…といっても、もうまったく言い過ぎではないCreepy Nutsの4thアルバムです。
いやー、最初びっくりしましたよ。
てっきりもっとわかりやすく当てに来るのかな?って思ってましたしね。例の『Bling-Bang-Bang-Born(M-7)』の大ヒットがあったんで、ポップさをさらに追及する流れになっても不思議じゃないやんなぁ、と。
と、思ってたらやってきたのが上記『doppelgänger(M-2)』。
それこそもう、電気グルーヴとかを彷彿とさせるような音数を絞ったハードテイストなテクノトラック。しかもこのノリがずーっと続く(曲が繋がっているような)感じで『Bling-Bang-Bang-Born』にたどり着くんですが…
あれ?むしろ繋がっているやないか…というか、『Bling-Bang-Bang-Born』が実はそんなポップに作られた曲じゃないことに気づいて驚いたんですよね。口にしたくはなるし、マッシュルのアニメでのダンスにはポップさがあるけれど、トラックにはそういう要素は、ないと言ってもいいぐらいの感覚。
まぁ、アルバム全体のリリックを読んでいるとそりゃー、ポップじゃないわなと。
前作リリースから今作までの間に結婚・親にもなったR-指定自身のドキュメントにギュッとなる瞬間*1も多いし、売れてるしポップなんやろ!と思って手に取るとケガしてしまうかも。
マジな話、ダンダダンのタイアップがついてる『オトノケ(M-11)』ぐらいまで、ほんっとにポップな曲ないです。下手したら、ある程度サビも曲もメロディアスなオトノケ以外苦手…って思っちゃう方もいるかも?それぐらいに、ポップを期待するのは禁物。
それを中核で望むなら前作以前の作品を聴いた方がいいって本気で思います。
ですが、前作で一定の到達点に達し、このままポップに向かって呑み込まれていくのではなく、もう一度自分にガッツリ向き合って自分の腹の底という名のアンダーグラウンドから、LEGIONという15曲の「自らだけで構成された大群」を生み出してきたことは圧巻のひとこと。
アーティストとしての矜持を感じる一枚だと思いましたね。
■終わりに:紅白っていう到達点の直後に…
レビューは以上になりますが…
紅白っていう到達点の直後にこのハードコアな内容でアルバムを出してくる…勇気あるなーと思いましたね。
前作のレビューで私は幅広いリーチは期待できる一方で、キレとかを求めてる人には物足りないかも?って話をしたんですが…今回はその逆、という感じ。それこそ、彼らのことを長く聴いてて「もうポップなんはええわ!」と思ってる方にはドンピシャかも?と思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Creepy Nuts・アルバム時系列レビュー
↓前作(3ndフル)のレビューはこちら。ポップなヒップホップの到達点。先述した通り聴き味が分かりやすく、万人受けするのは当作品だと思います。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓Creepy Nutsが好きだと言われたら、何を薦めるか?という考察記事です。今回は彼らのルーツに近い部分の提案になったと思います。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。不気味で不遜でバッキバキに硬質なサウンドで、聴きやすくないのにクセになってしまうファンク・メタルバンドの作品です。
*1:中高生ぐらいのころの身の上話から夢をかなえていく過程の残酷な生々しさとの向き合い『Get Higher(M-8)』には特にグッときましたね…。リリックぜひ読んでみてほしいです。

