こんばんは。キタダハルキです。
この記事は昨日書き溜められたものなんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【ピアノって”具体的”なんだなと思わされる作品】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Ambient 2: The Plateaux Of Mirror/Brian Eno & Harold Budd(1980)
ブライアン・イーノと作曲家ハロルド・バッドの共作で作られた、アンビエントシリーズの第2弾です。
先日当ブログで第1弾のレビューをしたんですけども…
シリーズ4部作全部レビューするつもりで…その前提でお話ししますが、今作が一番”聴きやすい”と思います。『First Light(M-1、上記)』にすでに表れていますけど、ピアノってやっぱり具体性が高いんですよね、音の。
口でもおそらく音階が再現できるし、この具体性がポップにも繋がっているんじゃないかと。ミニマルもミニマルな音使いであることには変わりないんですけど、抽象的すぎてなにがなんやら、というほどではないはず。かといって、たとえば歯医者のオルゴールJ-POPのようなフックが残り過ぎているわけでもなく、気持ちよく聞き流していける時間が続きます。
ただ、このアルバムが面白いのは大ピークあるんですよ。それがこの『not yet remembered(M-6)』。
そこまで続いていたSide1の全曲繋がったような、もはやファンタジックとも言えるような空間をリセットするような強さのピアノでSide 2の幕開けを告げる曲で、ここで一度、目が覚める感じ。そしてコーラスの美しさで心洗われるというか…
もっとも、このあとはまた凪へと戻っていくんですけども…この目が覚める一発のおかげでアルバムとしては聴きやすいんですよね。飽きずに聴けるという意味では当アンビエントシリーズの中では一番かと思います。ただし、ずっとボーっとしたい・聴きながら寝たい、みたいなニーズなのであれば前作に(わずかながらですが)軍配が上がるかと。そこはお好みで…。
■終わりに:実は今作、再生数70回クラスなんです…
レビューは以上になりますが…
このブログを書き始めのころは、まさか今作をレビューして書いてみようって気持ちになると思わず…。当アンビエントシリーズの中では具体性があるグループに入る作品ではあるものの、一般的に見れば十分すぎるぐらいに抽象的である*1ことには変わりなく…。
ただ、リラックスタイムのストックって非常に強く、私のiTunesでガチマジで再生数70回クラスなんですよね。たとえばヨガするときに、うるさいのはイヤだけど無音もイヤ、というシチュエーションをクリアするのにお勧めです。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Brian Eno・アルバム時系列レビュー
↓前作(アンビエントシリーズの1st)のレビューはこちら。機能として、音楽を聴いてマジで落ち着く体験ができる作品。きわめて抽象的でそのまま夢の中へもいけそうな作品。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓下記作品はブライアン・イーノプロデュースですがリリース名義はNYの多楽器奏者ララージなので、アンビエントシリーズの3rdは関連記事として挙げます。こちらは民族調も相まって、にぎやかさと瞑想の時間という感覚で、覚醒するようなアルバムです。
↓当カテゴリ、前回の記事はこちら。ジェイソン・フォークナー(ex.ジェリーフィッシュ)のデビュー作はキリがないほどの美メロながらセールスが不遇過ぎた作品。今からでもぜひ聴いてほしい一枚でした…
*1:映像を貼り付けた2曲が群を抜いて耳残りすると思います…。この2曲と、しいて言えば末尾の『Failing Light(M-10)』以外覚えてない、ってなりがちではないかと…

