こんばんは。キタダハルキです。
今日は書き溜め作業として、二記事目に取り掛かっているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【落ち着くし、落ち着かないんです】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■Kid A/Radiohead(2000)
英国を代表するロックバンド、レディオヘッドの4thアルバムです。
さて…実は私のレディオヘッド初体験が、上記の『Idioteque(M-8)』をスペシャかなんかでリアルタイムにPVとして見たことだったんですよね。多分。
そんときはもう…ロックに耳が開いていたわけでもなんでもなかったですが…なんかすげえな、とはなりましてね。決して聴きやすい、とは思わなかった*1んですけども…。
実は私、洋楽のアーティストで初めてレンタルしたのがレディオヘッド*2なんですよね。うちの兄が先にはまって、それに伴って、という感じ。
さて、当作品は率直に言えば、アーティーな評価が先行していて敷居が高い印象も強いと思っています。
ギターロックという印象はもはや『Everything in Its Right Place(M-1)』のシンセアプローチで打ち破られ、それまでのアルバムにはあったわかりやすい歌メロの聴きやすさはほぼない、という感じ。だからこそ、あっけにとられた感じで、なおかつ最終盤の無音空間みたいなものに恐怖を感じたのを覚えています。
ただ、それでもまったく寄せ付けないほどではなかったんですよ。当時ロックに耳が開き切っていなかった私でも。なんとなく、ようわからんけど聴いてる、みたいになっていた気がします。無意識レベルでは気持ちよかったんでしょうね。
一方…わかりやすい聴きどころで言えば…『The National Anthem(M-3)』ですかね。ベースのリフが繰り返される土台の中に、ジャズ的喧噪のようなものが脳内を駆け回り、どこにフォーカスするかで聴き味の変わる面白い楽曲です。
まぁ、率直に言えば、聴きにくいと思う方にはずっと聴きにくい作品だと思いますし、このアルバムを’’わかったふり’’みたいにするのがイヤ、みたいな声を見かけたこともありますしそれもわかります。
ただ、聴いてるときの空気感は気持ち悪いような、でも気持ちよくて…ちょっと変な気持ちにもなりますね。その聴き味は当作以外では感じたことがないんで、絶対的な潰れない個性はいまだに感じる作品。聴かず嫌いはせずに試してはみてほしい一枚ですね。
■終わりに:落ち着くし、落ち着かないんです。
レビューは以上になりますが…
そういえば、あとで知ったのがこのアルバムのリアルタイムでの某音楽誌でのレビューが物議を醸した話。
絶賛ながらきわめて不気味な内容だったわけですが…改めて考えるとそのフィーリングもわからんでもないかも、とか思ったりもしますね。実際、このアルバムを聴いたときはいつも背反したふたつの気持ちがせめぎ合うんですよ。落ち着くし、落ち着かないんです。そのようなフィーリングを反映すると、助けを求めたくなったのかなぁ…とか、ふと思ったのでした。
それはともかくとして、一回はチャレンジしてみてほしいです。もしかしたら、ロックは苦手でも逆にこのアルバムはいけた、みたいなパターンも十分考えられる気がします。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Radiohead・アルバム時系列レビュー
↓次作(5th)のレビュー記事はこちら。『Kid B』などと揶揄されながらも、オケやジャズなど有機的なアプローチで違いを見せた、今作と対になる名作です。
★関連(個人的お勧め含む)作品 ・記事
↓ミレパの『2992(下記、M-9)』のベースリフが『The National Anthem』を彷彿とさせるとのレビューを見かけて確かに、と思いました。しっかし、こんなに新しい作品にもアーティーな影響を与えているのが凄いと思いますね。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。日本の第二次V系ブームをけん引したジャンヌダルクの1stアルバム。プログレメタルをポップに昇華している非常にハイレベルなアルバムです。

