いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

2026-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ここが踏ん張りどころ、という感覚。【THE CORE - 核/XG(2026)】|今日のDMM月額レンタル日記。#296

グローバルに活躍する実力派ボーカルグループ・XGの待望の1stアルバム『THE CORE - 核(2026)』をレビュー。先行シングル『GALA』をはじめ、彼女たちの持ち味である圧倒的な洗練性とキャッチーなダンスポップ/ヒップホップの魅力が詰まった高水準な一枚です…

最小単位に近いループの中で、心を融解してくれる。【Jesus' Blood Never Failed Me Yet/Gavin Bryars & Tom Waits(1993)】|今日のTSUTAYA DISCAS日記。#487

前衛作曲家ギャヴィン・ブライアーズが放つ異色の名盤『Jesus' Blood Never Failed Me Yet(1993)』をレビュー。浮浪者の賛美歌ループにオーケストラが重なっていく、一見「敷居の高い」75分。しかし、耳を集中的に傾けるのをやめ、あえて身を委ねてみた時…

もっと来いよ、みたいな気持ちが続きがちに…【When You See Yourself/Kings Of Leon(2021)】

テネシーのロックバンド、キングス・オブ・レオンの8thアルバム『When You See Yourself』をレビュー。4年半ぶりのリリースゆえに期待が高まる中、全体的に地味でフックに欠ける作風に「もっと来いよ」ともどかしさを感じた当初のリスニング体験を率直に綴り…

色眼鏡を超えて、スマートな美しさを…【Friendly Fire/Sean Lennon(2006)】|今日のTSUTAYA店舗レンタル日記。#103

ジョン・レノンとオノ・ヨーコの息子であるショーン・レノンの2006年発表の2ndアルバム『Friendly Fire』をレビュー。「偉大な親の息子」という色眼鏡や過小評価を跳ね除け、無駄のないスマートなアレンジ、芯の通った美しいメロディラインを徹底考察。親友…

【2026年6月号】最近、こんなのよく聴いてます。

ブログ筆者が直近でヘビーローテーションした音源を紹介する月例企画「最近、こんなのよく聴いてます。」の2026年6月号。今月は「聴きやすさ・薦めやすさ」を担保した、万人に推薦できる良質な5枚がランクイン。ディー・ライトの90sクラブサウンド、フォスタ…

いかに冒頭で坂を転がる勢いをつけることが重要かを教えてくれる作品。【Critical Thinking/Manic Street Preachers(2025)】|今日のDMM月額レンタル日記。#295

ウェールズの至宝ロックバンド、マニック・ストリート・プリーチャーズが2025年に発表した15thアルバム『Critical Thinking』をレビュー。前作の歌メロ偏重路線から一転、静かにデジタルにアジる冒頭曲からメロディアスな『Decline & Fall』へと繋ぐ配置の妙…

まさに'90sクラブミュージックをリードした一角。【World Clique/Deee-Lite(1990)】|今日のTSUTAYA DISCAS日記。#486

テイ・トウワが在籍し、90年代のニューヨークおよび世界のクラブ・シーンを牽引したハウス/ダンスユニット、ディー・ライトの衝撃的な1stアルバム『World Clique』(1990年作)をレビュー。全米4位を記録した『Groove Is in the Heart』に代表される、サイ…

聴く者の”冒険心”は裏切らない作品。【URUSA IN JAPAN/あふりらんぽ(2005)】

あふりらんぽのメジャーデビューアルバム『URUSA IN JAPAN』(2005年作)をレビュー。強烈なノイズと咆哮、剥き出しの呪術的衝動で圧倒する本作の魅力を紐解きます。一見すると人を激しく選ぶアヴァンギャルドな作風でありながら、その根底にあるのはブルー…