こんばんは。キタダハルキです。
今日はどうしてもラーメンが食べたくて天一にいってきて大満足だったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【揶揄されながらも、真っ当に深化】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■Amnesiac/Radiohead(2001)
イギリスを代表するロックバンド、レディオヘッドの5thアルバムです。
時系列の話をすると、先日レビューした『Kid A』と同時期にレコーディング*1されていたということで、作風の繋がりはかなりあり、実験音楽中心のフィーリングです。加えて、あまりにも前作が評価が高かったこともあり、当作品は発表前後は『Kid B』などと揶揄され一部低評価気味*2の作品だったようで…
でも、私としてはやはり『Pyramid Song(M-2、上記)』が大好きでしてね。たぶん、彼らのことをちゃんと好きになったのはこの曲から*3じゃないかな。美しいピアノとメロディが不穏ながらも癒しに繋がるというか…
あと、当作の流れはのちのトム・ヨーク(Vo.など)のソロワークにも繋がっていると思います。彼のソロは打ち込み中心のものですが、前作というより今作のフィーリングが土台になっているように思います。今作は『Kid A』よりジャズやオーケストラの“有機的”実験性*4も強く、デジタル色はむしろ控えめ。
↓それこそ、彼のソロのフィーリングは今作の『Pulk/Pull Revolving Doors(M-3)』並みに実験的にも感じます。これはほぼリズムのみに聞こえるほどに、非常に実験的な楽曲。
ただ、その実験らしき中にもクラブっぽさとロックの組み合わさった『I Might Be Wrong(M-5)』だったり、ザ・スミスの影響を受けたと言われつつも自身のフィーリングに昇華しきれているシングル曲『Knives Out(M-6)』だったりと、ふつうに聴きやすいと言える曲も多いのも特色。
総合してみると、前作より人を選ばない作品じゃないかなぁ?とも思うんですよね。アートとして大きな前進をしたのは前作だと思いますが、わかりやすく聴きやすい曲が多いのは今作だと個人的には思っています。
■終わりに:意外と幅を持ったアルバム。
レビュー記事は以上になりますが…
今回改めてレビューのために聴いてみて、以前は電子音楽的フィーリングの方が耳残りしていたんですが、今回はオケというか、アコースティックっぽさも強く感じて…幅を持ったアルバムやなぁと思いましたね。
↓チラッと脚注で先述しましたけど『Life in a Glasshouse(M-12)』のフリージャズ感もすごいですよね…。こっちは聴きやすいとは言いにくいけれど…
そういう意味で、『Kid A』が終始敷居が高く感じて馴染めなかった方にも本作はお勧めできるかなと思ったりもしますね。どっかは引っかかって聴けるんじゃないかと。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Radiohead・アルバム時系列レビュー
↓前作(4th)のレビューはこちら。大胆なデジタルアプローチで不穏な音楽ながらも、どこか安心するアンビバレントな感情に翻弄されるような、決して聴きやすいとは言えないけれど革新的名盤です。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓日本のロックバンド・くるりがロックの壁を突き破った代表作。その中のピアノ中心のミニマルなナンバー『アマデウス(下記、M-6)』は本作『Pyramid Song』の影響を結構強く受けているんじゃないかなーと思っています。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。先日来日を果たしたオアシスの代表作オブ代表作。ロックに不慣れな方にも安心して勧められるわかりやすい名盤です。

