こんばんは。キタダハルキです。
今日はひとつ、止まっていた仕事を改めて動かして…AIに手伝ってもらえるありがたみを感じていたんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【通底するプログレイズムと、青く危ういエロス】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■D・N・A/Janne Da Arc(2000)
'00年代前半V系といえば…すぐ名前が挙がる方も多いであろうバンド、ジャンヌダルクの1stアルバムです。
当作品も、私が音楽に目覚める原体験の一枚でしてね。ようやく最近、レンタルで音源を手元に戻した*1次第です。たしか、MDが実家にあるんじゃないかな。
なんせ、メロディのきれいさと、思春期にさしかかっていた私にとってはあまりにも刺激の強い母性に飢えたエロティックな歌詞、その両面を携えた少年のようなyasuのボーカリズム…なんというか、いけないものを聴いているような感覚が強かったですよね。でも、歌なら口にしていい…そんな免罪符的な感覚というかね。
↓その中ではエロ要素抑えめの『EDEN〜君がいない〜(M-4)』をカラオケでよく歌ってましたね…歌ってて最高に気持ちいいハイトーンメロディ…
さて、そんなジャンヌを今、振り返ってみたら…当時はあまり意識してなかったんですけどプログレメタル要素がかなり強いですよね。冒頭のインストナンバー『Deja-vu(M-1)』なんかはそれこそ、同ジャンルの大物・ドリームシアターを彷彿とさせますもんね。
加えて、ポップな楽曲であっても楽曲構成は一癖あって、拍子があまるような展開からのドラマチックでもはや最狂クラスのエロティシズム香る『Lunatic Gate(M-8)』はほんと凄い曲。これシングル持ってますもん。本音を言えばカラオケで全然歌いたい。
実は聴き直すまでは、今の耳の感覚だとどうなるかな…?とか思っていた面はあったんですよね。実は中学生なりたてぐらいの耳ではシングル曲以外がちょっと苦手だったのもあってね。
だけど、いま聴き直すと通底するプログレイズムで簡単な聴き味でとどまらない、そこに青く危ういエロスも感じるような、奥行きのある一枚だと思いますね。
■終わりに:『D・N・A』って、遺伝子のアレではなく…
レビューは以上になりますが…
ちなみに、アルバムタイトルの『D・N・A』って、遺伝子のアレではなく「Different Native Answers(異なった自然の答え達)」という意味らしいですね、知らんかった…
今回敢えて聴き直さなければずっと勘違いしたままだったと思うんで、そういう意味でも聴き直してよかったですね…
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。アンプを突き破るほどの青き衝動性。いまや大物ですがアジカンの1stEPです。
*1:借り直しはDMMでやりました。ただ、原体験はTSUTAYA店舗レンタルです。

