こんばんは。キタダハルキです。
今日は結構いろいろな事務作業をこなせていてポジなんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【『まほろば』って、安心に繋がる日本語だったんですね】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■まほろば/人間椅子(2025)
青森出身のメタルバンド・人間椅子の24thアルバムです。いやー、すごいコンスタント性…活動歴は'87年から、際立った活動の空白期間がなくここまで来てること自体が凄い。
さて、アルバム自体の感想に移ると…特段前情報なんもなしで、音だけを聴くような感覚で聴いた状態でという前提で言えば、いつも通りっちゃいつも通りです。この一貫性を楽しむ感じ。ここは避けられないとも思っています。
和と仏道のような世界観と組み合わさったメタル自体が唯一無二ということもあって、やたらと大きな変化をすることはそもそも望まれていない気もしています。あくまでライトなファンの立場*1ですけどね。
ただ、このままレビューを終えるのも忍びないというか…やっぱりいいなぁ…と思って聴き終えているのに、そのいつも通り、って話だけではアレよなぁと。そこで、BARKSで今作のインタビュー記事を読んできました。
『まほろば』って、字面は見たことあるけど意味は知らなかったんですよね。そしたら“素晴らしい場所”や“住みやすい場所”という意味とのことでね。
ヘヴィメタバンドとしてはどうしても音像が暗くなりがちだけど、このご時世を思ったときにそれでいいのか?ってことで、今作は“あー、スッキリした!”って感覚が出るような気持ち明るいアルバムを目指した…と和嶋慎治(Gt.&Vo.)が上記記事内で語っているのを読みまして。
その情報を踏まえたら、それで明るくなりすぎたりしていないのがむしろすごいよなと思うんですよ。方向性変えようとしたら力みかえって、原点どこやねんみたいな音楽になってしまう例なんて、それこそ山ほどあるわけで。
ただ、この情報なしの状態で聴いていても驚いたのが『永遠の鐘(M-9)』。
アコースティックサウンドで異色やなーと思いつつ、耳が切り替わっていいと思う…ぐらいの感覚で聴いていたら、なんと、ウェディングソング*2らしいんですよ。これはもう、そら明るいわと納得。
これに加え、従来から継続している鈴木研一(Ba.&Vo.)の“地獄” “宇宙” “悪魔”といったテーマのシリーズものが健在で、ビッグインパクトあるハードロックの偉人を集めた『樹液酒場で乾杯(M-10)』、ナカジマノブ(Dr.)がボーカルをとる『恋愛一代男(M-7)』など、お約束も継続してくれているから、新しいことをやってもそれが悪目立ちせずに「また聴こう」って思わせてくれるんやろうなぁと思います。
もちろん、先述したように「同じような…」と思うケースも当然あると思いますが、少なくとも安心して聴けるアルバムなのは間違いないと思いますし、あえて“安心”を日本語で表したかったという、ご本人の狙い通りにいってると言えるのではないかと。
■終わりに:新しさと定番を…
レビューは以上になりますが…
それにしても、まぎれもなく人間椅子のアルバムでありながら、新しさと定番をいい具合でミックスしてくれているアルバムだと思います。
そういう意味では、どのアルバムから入ってもいいとも感じますし、今作から人間椅子の世界に入ってみるのも十分にアリだと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★人間椅子・アルバム時系列レビュー
↓前作(23rd)のレビューはこちら。今までよりもストレートな『生きる(下記、M-3)』をはじめ、濃密な世界観はそのままに、わかりやすさも感じ始めた一枚です。
↓前回の当カテゴリの記事はこちら。本年要注目のポップシンガー・TOMOOの2ndアルバムは暖色と寒色が並立した内容に。ここからどう融合を起こしてくれるのか…

