こんばんは。キタダハルキです。
旅行に行くんで書き溜め作業を始めたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【敬遠対象から、テレビにかじりつきになるまで】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■BEST CRUSADERS/BEAT CRUSADERS(2003)
お面をつけたままお茶の間を席巻したポップパンク(で、いいんですよね…?)バンド、BEAT CRUSADERSのインディーズベスト。つまり、お茶の間席巻前の作品集ですね。実はこの作品でヒダカトオル以外のメンバーが全員脱退、大きな危機に陥ったタイミングでもありました。
いやね…以前、たしかこういう記事を出したことがあったんですが…
例にもれず、じゃないですがビークルもファーストコンタクトは散々でした。出会いは上記『FIRESTARTER(M-7)』だった*1んですが、まずもうお面をかぶっていることから「ふざけてるんか?」って第一印象になってしまったし、パンクを聴き慣れなかったこともあってこれまた敬遠対象だったんですよね。
で、ほかの曲で見かける中でもやっぱりお面かぶっとるし、なんやこの人ら…みたいな印象はそれこそ小坊だった私には事情*2なんてものも分からず…
この場を借りまして、ほんますんませんでした…*3。
じゃあその敬遠対象だったところからどうやって脱出したかというと…この一曲がデカかったですね。
このときはもうロックに耳が開きかかっていたこともあって、ストレートにギターの刻みからあのキーボードリフ…イントロからワクワクして入ることができて、エモーショナルにポップスとして細かいアレンジも為されてメロディが高まってサビで爆発…当時の彼らとしては長尺の4分*4があっという間…。以前は出てきたら音楽専門チャンネルなのにチャンネル変えようとするぐらいだったのに、このころには出てきたらかじりついて観る存在になっていたんですよね。すごいですよね、人の変わり身って。
このベスト盤ってライブテイク含む28曲なんですけど、そのボリューム感をいい意味で感じさせない重たくない出来。それこそ、メジャーに行ってからの彼らしか知らない方にも聴いてほしい作品ですね。原型のパンクスピリットもより、感じられるはず。
■終わりに:インディーズベストながら…
レビューは以上になりますが…
レビューするにあたって久しぶりに聴きました(4年ぶりぐらい)が…いやぁ…ほんっとグッドメロディと感涙を誘うようなキーボード…この決定的サウンドの特徴は改めて唯一無二やなぁと感じました。
それこそインディーズベストではありますが粗すぎるとかそういうこともない(メジャーへの足掛かりをきちんとつかんでいる段階でリリース)作品なので、今からでもお勧めできる作品ですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓『E.C.D.T.(M-1)』『CAPA-CITY(M-24)』のリフの引用元が、おそらく下記作品収録の『Well, Well, Well(下記M-8)』と思われます。それこそ先述M-24における反戦メッセージや、『imagine?(M-18)』という曲タイトルもかなりジョンの影響下にあるのでは?と思います。
↓『LAST WAR(M-4)』『PLASTIC SMILE(M-10)』にコーラスでメンバーが参加。'00年代のロック史に残るレベルのセールスを挙げた大名盤です。筆者を育てた一枚。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。おそらくですが、ビートルズフリークとしても知られるヒダカトオルはこの作品も結構聴きこんでるんじゃないかなーと思います。

