こんばんは。キタダハルキです。
今日はインドネシア料理を食べて大満足な一日だったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【字は違うけど、「点心」のような多彩さ】。
それではレビューしていきたいと思います。
■月天心/一青窈(2002)
ご存じ、台湾育ちのシンガー・一青窈の1stアルバムです。
実は今作、シングルが非常に少ないアルバムなんですよね。冒頭の『あこるでぃおん(M-1)』と、超・代表作、トラディショナルポップの発明ともいえる『もらい泣き(M-2)』のみ。
それゆえ、アルバム曲でも結構勝負できないといけないわけですけど…ここでそれこそ字が違いますが「点心」のような多彩さがあるんですよね。それこそ『イマドコ(M-4)』や『心変わり』はヒップホップ系R&Bだし、『犬(M-5)』に至ってはオルタナ、『ジャングルジム(M-7)』もなかなかにロックです。
…とまぁ、意外とポップ一辺倒ではないんですが、これを多彩と捉えられるかどうかにかかっている気はしますね。やりたいことを全部突っ込んだ感じで、曲の連結としては急展開感も強く、結構耳が忙しい一枚であるのも事実かなぁ…とは感じました。バラエティに富んでいることをどれだけ重視するかが本当に肝になると思いますね。
■終わりに:1stらしい思い切りの良さ。
レビューは以上になりますが…
意外でしたね。特にオルタナみたいな作風の曲まであるとは…。アルバムとしては散らかり感も感じる面はありますが、それでも意欲のままになんでもやってみる、ってところは1stらしい思い切りの良さも感じて、おもしろい作品だと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。5曲の中で、きちんと幕が上がり、幕が引かれる…ミニアルバムの名手・ストレイテナーらしいEPです。

