こんばんは。キタダハルキです。
今日は気分転換にカフェに行ったものの…みたいな一日になったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【青春の青さ、渾然となって…】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■Weezer(The Blue Album)/Weezer(1994)
アメリカを代表するパワーポップバンド、ウィーザーの1stアルバムかつ代表作です。
とにかく、エモいですよね。青春の青さが渾然となって思い起こされるというか。実は大学のときコピバン何回もやってて、非常に思い出深いバンドでもあります。
しかしまぁ…ほんと、どの曲も強いタイプのアルバムで、キャッチーなリフとストレートな歌詞の『No One Else(M-2)』などシングルじゃない曲もポップで強く*1、喜怒哀楽がはっきりしてるんですよね。
それこそ、上記代表曲『Buddy Holly(M-4)』は楽しいし、『Undone – The Sweater Song(M-5)』は鬱屈を感じるし、アル中の継父との不和を描いた『Say It Ain't So(M-7)』はどうしようもなく哀しい。
よく、優れた作曲について聞く話として「自分の中で鳴っているものを曲にしなさい」みたいなことが言われたりしますけど…このアルバムなんて、まさにそうじゃないかと思います。
どうしようもなく、自分自身を開示した、まさに自分にしか作れないものを体現したアルバムだと思います。とにもかくにもエモいし、その分わかりやすい作品でもあるんで、ぜひ気軽に手に取ってほしい一枚です。
■終わりに:ギター弾いて歌いたくなる…
レビューは以上になりますが…
ウィーザー聴くと、やっぱりギター弾いて歌いたくなりますね。それこそ、弾き語りを始めたい・ギターボーカルになりたいという方にもってこい。
つまるところ、バンドとしてもそこまで難しいことしていない*2中でこれだけの心を動かす作品を作れている、ってのも改めてすごいなぁ…と思う作品ですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品 ・記事
↓エモで一世を風靡したPanic! at the Discoの解散前最終作。今レビュー作のような青春のエモさが、クラシカルロックへの愛に昇華した一枚。中でも『Surf Wax America』風のブレイクからドラマチックに展開するタイトルトラック『Viva Las Vengeance (M-1)』にブレンドン・ユーリ(Vo.)のWeezer愛が感じられるかも?
↓日本を代表するパワーポップバンド、アジカンは和製ウィーザーと称されてシーンに登場。時系列を考えても強く影響を受けるとしたらやはり青盤かと思います。演奏自体は粗削りながら本質として十分な消化度合いで、時代が繋がった感覚は得られるのではないか、と思います。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。つかみどころのない、名盤を漁るうえでぶつかる壁の一つ。ただ、クセになったら代替不能な作品と思える作品。まずは1周頑張りましょう。

