こんばんは。キタダハルキです。
今日はエアコン修理立ち合いで思いのほか疲れて…ガッツリした昼寝をしたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【不遜な毒気を撒き散らしながら、平然と真っすぐポップも投げていく】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Washington,C.D./ホフディラン(1997)
二人組ポップユニット、ホフディランの2ndアルバムかつ、代表作(オリコン最高位10位)です。
今作、実はうちの奥さんがリアルタイムで聴いてたそうでね。そのときにタイトルがうろ覚えながら思い出したのが上記『Compact Disc(M-1)』でして。
ボサ調の楽曲なんですが、CDが環境に悪い、でもそれを売って喜んでる~、僕らは地球を考えていこう~、(この間にビジネス的な素に戻ったのか)僕らは僕らを考えていこう~みたいな曲でもう大爆笑してしまいましてね。この不遜な毒気が彼らの大きなストロングポイントだなぁと。
もちろん、不遜なだけではなくコカ・コーラのCMタイアップでヒットの足掛かりになった爽やかなポップソング『恋はいつも幻のように(M-5)』は平然とした顔で真っすぐ歌われますしね。
で、こうやってきれいに歌われたかと思えば次の曲へあてつけのような不協和音的リフで連結される『SUPER DRY(M-6)』もね…爆笑しましたよね。なんでだよ!ってなりましたもんね。しかもその不協和音部分以外は爽やかな曲っていうね…笑。
表向きはポップな顔をしながら、サイコパス的に不快要素も平気で出してくるこのバランスって、実はビートルズ的*1でもあるなぁと。
それにしても、今作は結構いわゆるピー音に相当するところも多く*2、のちの作品でそこに対する恨み節のようなものも曲にしたりと、あくまで音楽で抗う要素というか、タダでは起きへんぞ、ってところもおもしろいですよね…。とにかくワタナベイビーの歌詞は必見。フォーキーな『恋する年頃(M-11)』とか、一見するといい歌風なんですけども…笑。
今作もどっから話すか正直迷うんですよね。全体的にアクは強いけれど弱いってなってしまう曲がなく、役割がはっきりしていて、どの曲も取り出そうと思えば取り出せる強さを持っています。そのうえで全16曲とボリュームも十分すぎるほど。ホフディランを聴き始めるなら今作からでOKだと思いますね。
■終わりに:このジャケットも凄い…
レビューは以上になりますが…
爽やかさとアクのコントラストがハッキリとついていて、すごくわかりやすい作品ですよね。しかしこのジャケットも凄いですよね…ダジャレが突き抜けてふざけ切っているというか…笑。
ある意味、このジャケットが彼らの姿勢を雄弁に語ってくれているかも。遊び心ある毒気というか、その絶対的個性を楽しんでほしいですね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★ホフディラン・アルバム時系列レビュー
↓前作(1st)のレビューはこちら。王道サウンドを突き進みながら、毒を撒き散らし叩きつけるオルタナティブさのルーツ。のちにカバーされた『スマイル』収録作。
★関連(個人的お勧め含む)作品・記事
↓今作収録の『8/6(M-12)』にサニーデイ・サービスから曾我部恵一が参加しています。そのとき制作されていたと思われるのが下記作品。彼らの中ではハッピーな空気があふれていて風通しよく、初めて聴くならお勧めしやすい作品。
↓前回の当カテゴリの記事はこちら。ピンク・フロイドのデビュー作は、サイケもサイケ。深淵から睨み返されて、それに毎度ギョッとするけどクセになる作品。
