いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Joy As An Act Of Resistance/Idles(2018)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#389

こんばんは。キタダハルキです。

昨日はTSUTAYA店舗でガッツリ新作を借りることができて、そのレビュー準備もしながらこの記事を書いているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

今日のキーワードは…【血が滾る。フラッシュバックするサークルモッシュ】

それではレビューしていきたいと思います。

■Joy As An Act Of Resistance/Idles(2018)

JOY AS AN ACT OF RESISTANCE.


www.youtube.com

Never Fight a Man with a Perm

Never Fight a Man with a Perm

  • アイドルズ
  • オルタナティブ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ブリストルのパンクロックバンド、アイドルズの2ndアルバム。出世作です。

いやね、実はこれ初見ではスルーしちゃったんですよ。試聴してて、そんなええか?ってなって。レンタルに当時なかったのもあって、後回しやな…みたいにね。それがたぶん、3年ほど前の彼らとのファーストコンタクトでした。

で、ここ最近になってセールスも上昇、とうとう全英1位を取るまでになり、突然DISCASに現れたのもあって、もう一度出会いなおそう、と思って今回手に取ってみたんですが…

ひえぇぇ…こりゃすごいわ…気づかなかった当時の私、よほど心が死んでいたのか?と思うレベル。

聴いてるともう、すぐにカーッと暑くなってくる感じ。ストーナーロックのようなジリジリと焼かれるような熱量が一貫していて、血が滾ってきますよ。

あと冒頭の『Colossus(M-1)』はもう、中盤になったら間違いなくサークルモッシュがフラッシュバックしてきます。


www.youtube.com

Colossus

Colossus

  • アイドルズ
  • オルタナティブ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

率直に言えば、ギョッとさせるような感じはあると思います。貼り付けた動画を見ても怖さは感じるでしょう。だけど、その怖さは「得体の知れないエネルギー」に呑み込まれて、もう戻れないんじゃないかというものではないかと。

ただ、進んでしまえば、こう思うはず。戻る必要なんてないのだ、と。

自分の中に潜んでいる凶暴性に目を向けることの重要性も教えてくれるような作品です。

■終わりに:もっかいトライしてよかった。

レビューは以上になりますが…

ほんっと、体温の上がるアルバムです。もっかいトライしてよかった。

日本での人気もどうやら上がっているっぽいので、この機会にぜひ。

商品名
Joy As An Act Of Resistance/Idles(2018)

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。

★IDLES・時系列レビュー

前作(1st)のレビューはこちら。粗削りで蛮勇。大爆発の予感あふれる1stです。

musictherapy.hateblo.jp

作(3rd)のレビューはこちら。今作で人気を急上昇させ、インダストリアルフィーリングを土台にバンドの練度もあがってついに全英1位。でも、まだ伸びしろが残る不器用さもある、そんな作品です。

musictherapy.hateblo.jp

★関連(個人的お勧め含む)作品・記事

↓当ブログの月間ヘビープレイ紹介企画『最近、こんなの聴いてます。』'25年7月号の第1位に当作品がランクインしました。とにかく我が家で大流行しました。それに尽きます。この号はイベントごとなどの影響を受けていて、当ブログとしては不可思議なラインアップかもしれません。

musictherapy.hateblo.jp

 

※当カテゴリ、前回の記事はこちら。このクオリティで、なぜ前作のように売れなかったのか?今でも謎だし、メンバー(特にギター)を絶望させてしまったいわくつきの一枚。

musictherapy.hateblo.jp