こんばんは。キタダハルキです。
昨日はTSUTAYA店舗でガッツリ新作を借りることができて、そのレビュー準備もしながらこの記事を書いているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【血が滾る。フラッシュバックするサークルモッシュ】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Joy As An Act Of Resistance/Idles(2018)
ブリストルのパンクロックバンド、アイドルズの2ndアルバム。出世作です。
いやね、実はこれ初見ではスルーしちゃったんですよ。試聴してて、そんなええか?ってなって。レンタルに当時なかったのもあって、後回しやな…みたいにね。それがたぶん、3年ほど前の彼らとのファーストコンタクトでした。
で、ここ最近になってセールスも上昇、とうとう全英1位を取るまでになり、突然DISCASに現れたのもあって、もう一度出会いなおそう、と思って今回手に取ってみたんですが…
ひえぇぇ…こりゃすごいわ…気づかなかった当時の私、よほど心が死んでいたのか?と思うレベル。
聴いてるともう、すぐにカーッと暑くなってくる感じ。ストーナーロックのようなジリジリと焼かれるような熱量が一貫していて、血が滾ってきますよ。
あと冒頭の『Colossus(M-1)』はもう、中盤になったら間違いなくサークルモッシュがフラッシュバックしてきます。
率直に言えば、ギョッとさせるような感じはあると思います。貼り付けた動画を見ても怖さは感じるでしょう。だけど、その怖さは「得体の知れないエネルギー」に呑み込まれて、もう戻れないんじゃないかというものではないかと。
ただ、進んでしまえば、こう思うはず。戻る必要なんてないのだ、と。
自分の中に潜んでいる凶暴性に目を向けることの重要性も教えてくれるような作品です。
■終わりに:もっかいトライしてよかった。
レビューは以上になりますが…
ほんっと、体温の上がるアルバムです。もっかいトライしてよかった。
日本での人気もどうやら上がっているっぽいので、この機会にぜひ。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。このクオリティで、なぜ前作のように売れなかったのか?今でも謎だし、メンバー(特にギター)を絶望させてしまったいわくつきの一枚。

