いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

かつて天才だった俺たちへ/Creepy Nuts(2020)今日のTSUTAYA DISCAS日記。#217

こんばんは。キタダハルキです。

今日はとてもじゃないけど歩きたいと思いにくい天気で、ほんっと昨日歩いておいてよかったと心から思っているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。

※前回の記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

今日のテーマは…「かつて天才だった俺たちへ、とは」

それではレビューしていきたいと思います。

■かつて天才だった俺たちへ/Creepy Nuts(2020)

かつて天才だった俺たちへ (ラジオ盤)


www.youtube.com

かつて天才だった俺たちへ

かつて天才だった俺たちへ

  • Creepy Nuts
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ヒップホップシーンど真ん中で大活躍中のユニット、クリーピー・ナッツの'20年発表のミニアルバムです。

いやぁ…実はこのアルバム聴いてなっかなか言葉が出てこなくて。出てきたのはラジオ盤ゆえのお下品トークが、まんまお下品でしたね、ってこと、ぐらいだったというか。

つまるところ、アルバムとしての特色を挙げろ、って言われたら難しいと感じたんですよね。高速ラップも、ポップなトラック*1も、メッセージ性も、要はどこもかしこも中庸部分を通っている感じというか。それは今までもやってきていることであって。

ここで行き詰まってしまって、アルバムタイトルに立ち返って考えてみたんですよ。

かつて天才だった俺たちへ、とは?と。

ここで自分なりに線が繋がった感じがしましたね。天才性みたいなものではなく、ポップを目指したような努力の跡*2を表現したアルバムだったのかな?と。

なんというか、想定外の気分にさせられたアルバムだなぁと思います。そういう意味では、一石を投じてくれたアルバムだとも思います。

■終わりに:本当に考えてレビューすべき作品に…

レビューは以上になりますが…

久しぶりに、本当に考えてレビューをすべき作品に出会った感じでしたね。

言うて私は彼らの作品を聴くのが初めてではないどころか一応3枚目。それなりには聴いてる方だと思う中でしたから、予想外、みたいなことはあまり想定せずに聴いてたんですよね。

だからこそ、まったく違う角度から「もしかしてこういうことか…?」と考えさせられたのは非常にいい体験だったと思いますね。非常におもしろかったです。

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

To Us Former Prodigies

To Us Former Prodigies

  • Creepy Nuts
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥1731

 

*1:その上で、俳優・菅田将暉とのコラボ作品もある。こちらはさらにポップな出来。

*2:それこそ、ジャケットの傷んだようなデザインもそこか…?