こんばんは。キタダハルキです。
今日はちゃんと忘れずに、朝にこの記事を書いているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【シビアさに触るか否かは、リスナーが選ぶ】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Case/Creepy Nuts（2021）
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いまや日本のトップに君臨するヒップホップユニット、Creepy Nutsの2ndフルアルバムです。
パッと聴いた印象としては今までよりもさらにメロディアスに？成長譚のような内容には希望が持てる、ってメモをしていたんですが…
改めてリリックを見ながら聴いてみて、パッと耳に飛び込んでいい言葉はスッと聴こえて、耳障りに抵抗を感じるフレージングはガッと詰め込んで「聴きたい人は聴いてね」って感じにできているのが見事。
リリックはものすごくざっくり言えば他者（社会）と「いまの」自分*1の関わり、みたいな向き合うのが辛いシビアさもある中で、そこに触るか触らないかを「リスナーが選べる」ような楽曲リズムの良さが光る一枚だと思いましたね。
■終わりに：ワーッと詰め込んでいるからこそ…
レビューは以上になりますが…
とにかく聴きやすい一枚です。ワーッと詰め込んでいるからこそ逆に聴きやすい、とすら感じるぐらい。
で、意識をせずとも聴こえるところはメロディアスで耳障りが非常にいいです。やっぱり、結構いろいろ言うてても決定的レベルでのポピュラリティを獲得できたのはこういうところじゃないかと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Creepy Nuts・アルバム時系列レビュー
↓次作（3rdフル）のレビューはこちら。煮詰まってしまったところからアンサンブルのように人の助けも借りながら、ポップな軽快さも身に着け、リーチ可能性を高めた一枚。
↓前作（2ndミニAL）のレビューはこちら。天才性みたいなものではなく、ポップを目指したような努力の跡が滲むアルバムです。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。こちらは豪胆でソウルフルなボーカルが堪能できるソウル・アルバムです。豪胆すぎて著作権問題を起こしかけた一枚でもあります。
*1:わざわざこう括ったのは『15才（M-8）』のように「VS 過去の自分」的な楽曲もあるため。
