こんばんは。キタダハルキです。
いやはや、年の瀬が近づいてまいりました。ということで、年末っぽい企画を…。
今回の企画は…
2023年に個人的に聴いたベスト10枚レビューする企画。
今年は間に合いました笑。
※当年中に間に合わなかった昨年の10枚企画はこちら…
毎年いちいち説明しますが…
私の企画趣旨としては「今年出たアルバム」ではなく、「今年、私が聴き始めたアルバム」ということです(新作ばかりを追いかけているわけではないので…。)。また、記事がダラダラ長くなるのを避けるために、レビューはもう「ひとこと感想に近いものどまり」にしています。
なお、ランキングはもう、単純に「iTunesでの再生回数、回数が並んだらそこに到達する期間が短い方が上位」という考え方で決めています。それではやっていきたいと思います。
■第10位:Chairs Missing/Wire(1978)
ワイヤーの2ndアルバムが第10位。初期3部作を全部聴いた結果、これが一番好みですかね。初期の衝動性から一歩進み、完成形に近いものを見せてくれるアルバムでしたね。
■第9位:Solid State Survivor/YMO(1979)
第9位はYMOの2nd。
しかし…存命メンバーが細野さんだけになってしまうとは…。とにかく、そのことが寂しい…。
今なお輝く金字塔的作品で、万人受けもすると思いますし、未聴の方はぜひ。
■第8位:How Did We Get So Dark?/Royal Blood(2017)
ロイヤルブラッドもよく聴きました。この9月に出た最新作はまだ聴いていませんが、ほぼ時系列で追いつけるぐらい一気に聴きこむ形でしたね。
一番のおすすめがこの2nd。「新しい!」って思ったのは1stではあるんですが、聴きやすさが向上していてみんなにリーチできるのはこっちのアルバムかなと。とにかくカッコいい、ってシンプルに思いましたね。
■第7位:ひみつスタジオ/スピッツ(2023)
スピッツの最新アルバムが第7位に。
いやはや…大ヒット、でしたね。『美しい鰭』がコナン映画主題歌、って効果もあったとは思いますがね。スピッツはもちろんずっと売れているんですが、その中でもワンランク上のヒットだったと思いますし、アルバムとしても近年作品では一番良かったと思います。
■第6位:ソングライン/くるり(2018)
実は、くるりに「戻ってくる」きっかけになったのはたしかこの曲だったなと。
社会人になってしばらくくるりを聴いていなかった時期があったんですが、この曲から再燃しはじめたよなぁ…といまふと思い出しました。
ロックバンドとしてのくるり、という方向性を求めたい方には絶好の作品でしたね。
■第5位:ALIVE/SOUL'd OUT(2006)
SOUL'd OUTはもう、本当に「クセに」なりましたね。ディギーのソロ1stを聴くにまで至るとは…。特にこの『ALIVE』は口ずさみまくってました。
今年の我が家を支えたアーティストだったといって間違いないと思います。
■第4位:THE PIER/くるり(2014)
今年はくるりイヤーでしたね。当ランキング唯一の「2枚」ランクイン*1。
このアルバムはロックバンドというより「音楽家」としてのくるりの幅を見せつけた作品だと思います。今までいろんな音楽やってきたことが、その「いろいろ」をやったまま結実している快作でしたね。本当に名盤です。
■第3位:Music Has The Right To Children/Boards Of Canada(1998)
ボーズ・オブ・カナダ…聴きはじめから「伸びそう…」とは思っていましたが、やはりよく聴いていましたね。
リラックスタイムにヨガしながら聴く枠に良し、仕事に集中するための音楽として聴くにもよし…
という、実用はおいといて、ほんと気持ちよくリラックスできる音楽なのでぜひ。
■第2位:In Times New Roman.../Queens Of The Stone Age(2023)
今年の「購入物」1位です。クイーンズ、6年待ちましたからね…。
近年はダンスミュージックへの接近も試みていましたが、今作は原点に回帰するような骨太感でしたね。その原点感ゆえか賛否が分かれているっぽいですが、ガツンとくるものはありましたし、待望という意味では十分期待に応えきる作品だったと私は思っています。
■第1位:SUPER BEST II/CHAGE and ASKA(1991)
なんと、今年の第1位は…チャゲアスでした!
…って、90年代前半のチャートかいなと思わせるような現象ですが、居酒屋での有線での再会は運命を変えたといっても過言ではなかったですね。
そもそも音楽性がなんとなく合わなくなってきて、加えて例の事件がトドメで封印気味に聴いてなかったチャゲアスを、今年はASKAのソロも含めて計4枚も聴くとは…。しかしどのアルバムもですが、音のミックスの品質の良さに驚愕。改めて、国民的って伊達じゃないと思わされましたね。
■まとめ:ひとことで、意外な一年。
今年は意外でしたね。チャゲアスをのめり込むように聴くとは、今年の冒頭にはまったく思ってなかったですからね。ほんと、なにがきっかけになるかわかりませんね。
今年は途中から毎日当ブログを更新するようになって、音楽に向けての気持ちがさらに一段、高まったと思います。来年は果たしてどんな年になるかわかりませんが、またいい出会いがあればと思います。
それでは、今年も最後までお読みいただきありがとうございました。
また来年、お会いできるのを楽しみにしております。
*1:選外になりましたが、'21年作品『天才の愛』も難解ながらよく聴きました。