こんばんは。キタダハルキです。
今日は不安定な天気がありながらも、きちんとやることやれて一安心…という一日になっているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【ミクスチャー・ムーブメントを興した一枚】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Micromaximum/BACK DROP BOMB(1999)
'90年代半ばから活動する日本のミクスチャー・バンドの草分けにも近い存在、BACK DROP BOMBの1stアルバムです。
当作品…というか、上記『NEVER SEEM TO LAST(M-6)』が私のミクスチャー・ロックとの出会い*1かもしれんなと思っています。しっかし、メロはボサノヴァ×サビはハードコア的なミクスチャーは今聴いてもクールですね…。とりあえず、中坊になるかならんかぐらいのころの私にとっては「かっけー!」というシンプルな気持ちで触れていたのを思い出します。
ただ、当時はレンタルに割けるお金も限られていて、なおかつ大きなTSUTAYAに行く財力もなく当アルバムはスルーしてしまっていましたね。アルバムをフルで聴いたのはつい最近の話です。
さて、その最近の耳での話をすると…やはり意欲的なアルバムには違いないですよね。
先述のボサノヴァだけでなく、『THAT'S THE WAY WE UNITE(M-5)』ではレゲエ、『TURN ON THE LIGHT(M-7)』ではスカパンク調、加えてテンポチェンジ的な緊張感あるサウンド構成もかっこいいです。
ただし、その多彩さが諸刃の剣になっている面もあるのかサウンドバランスに関してはちょっとバラっとした粗さを感じる面はありました。一体感という意味ではもう一歩、とも。
それでも、ミクスチャーが市民権を得る*2に至るムーブメントを興した一枚として非常に意義のある作品であることには違いなく、今からでもぜひ聴いてみてほしい一枚です。
■終わりに:熱さがあって、聴いてて気持ちが上がる一枚。
レビューは以上になりますが…
今聴いてもかっこいい一枚ですね。粗削りな面もありますが、単調な一枚ではなく熱さがあって、聴いてて気持ちが上がる一枚だと思います。
とにかく、思い出補正もあるかもしれないけれど、まずは『NEVER SEEM TO LAST』から聴いてみてほしいです。意外とありそうでない曲、だと思っていただけると思っています。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品 ・記事
↓BACK DROP BOMBにとってBRAHMANはトイズファクトリーのレーベルメイトです。彼らの超・代表作『A FORLORN HOPE』収録の『Z(M-6)』にて白川貴善(Vo.)がコーラスで参加しています。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。プロテストソングに対するプロテスト…当時で支援されている立場を振り切って独立的姿勢を貫いた岡林信康は、むしろロックやなぁと思いますね。代表作『山谷ブルース(M-5)』収録。

