こんばんは。キタダハルキです。
今日は結構長い時間昼寝をしていたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【いつのまにか、今回も終わってたなぁ…】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■The Dark Side of the Moon/Pink Floyd(1973)
プログレの先駆者、ピンク・フロイドの8thアルバムにして超・代表作です。なんと全世界5000万枚*1のセールス。すげえな…全米では741週チャートイン…もはやわけがわかりません。
しっかしこのアルバムはね…レビュー書くのがほんと難しいんですよ。
というのも、いろんな音がしますね…おお…みたいな感想で止まってしまうパターンも少なくないと思うんです。それこそ、ボケーっと聴いてたら上記『Breathe(M-2)』はそれこそ呼吸のように過ぎていって、『Time(M-4)』でのけたたましい時計の音と、ブルージーな楽曲がやってくるまで無意識…みたいに私はなってしまいがちなんですよ。データ見たらもう30回は聴いているのに…
で、そのあとはまた空気のように*2ジャズナンバー『The Great Gig in the Sky(M-5)』を挟んで…シングルにもなったキャッチーなレジスターの音が印象的な『Money(M-6)』で、今度はまたエライ具体的な音楽やなと…
ここからまた、浮遊感がある空気のような流れになっていき…また抽象度が上がっていって…という流れのままにいつのまにか終わっていた、みたいな感覚で話が進む…で、「なんやようわからんうちに終わってたな…で、ここまでの流れはなんだったのか?今度聴いたらわかるかな?」と思ってまた、折に触れては再生する…
その集大成が、特段理解が深まったりしないままに30回以上も再生している、という結果なのだと思います。この不思議な体験、ぜひしてみてほしいですね。
ポップな聴きどころの決して多くない、それこそ教養のようなものも求められそうな感覚のある作品で5000万枚も売り上げた秘密が、このわからなさ・不思議さにもあると思うんですよね。
■終わりに:いつのまにか今回も終わってたなぁ…
レビューは以上になりますが…
ほんと、改めて聴いてみて…これ、みんな本当に理解してるんかな…?と思ったんですよね。何回聴いても、聴き慣れては来てるんだけどもわかったか?と言われたら、わからない…でも、いつのまにか今回も終わってたなぁ…みたいな感じなんですよ。
だけど、この体感が気持ちいいんですよね。そこに不快は一切ない。
だからこそ、敷居が高く感じられそうな作品ではあるけれどもいっぺん聴いてみてほしい、と勧めやすくもある…という、そういう意味でも類を見ないような作品ではありますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
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↓ゆらゆら帝国がサイケデリック期に移行したタイミングの象徴ともいえるアルバム『Sweet Spot』。その幕開けとなる『2005年世界旅行(下記M-1)』には当作品のフィーリングとドアーズが出会ったようなテイストが味わえます。
↓Suchmosがそれまでのアシッドジャズ的なノリからプログレノリへと大きな方向転換をした’19年作品には、当作品を彷彿とさせる”狂気”が宿っていて、聴いていて怖くなってしまった作品でもあります。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。BMSGグループ期待の星・MAZZELのEPはロイヤルストレートフラッシュになぞらえた5枚の切り札。特にジャックのコンセプトが光る一枚です。

