こんばんは。キタダハルキです。
今日はおやつどきに紅茶のスコーンを、割と手早く焼けてホクホクだったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【得体の知れない恐怖を感じて封印していた作品】。
それではレビューしていきたいと思います。
■THE ANYMAL/Suchmos(2019)
先日、再活動を発表したSuchmosの'19年作品。
いよいよ、この作品に向き合うときが来ました。
というのも、実は上記楽曲(M-3)をリアルタイムで聴いた結果、得体の知れない恐怖を感じて、怖くなってやめたという感じ。
そのまま封印していた中で、活動停止、そしてベースのHSUが逝去…という流れの中でより一層封印感が強まっていく一方…だったんですよね。
そのまま5年以上のときが経ち、再活動の報。
私としては手が止まり気味ではあった前作『THE ASYTRAY('18年)』も、なんだかんだ10回は聴いてるのを目にして、意を決して今回、聴いてみようと。
で、今回聴いてみて、どう思ったか。
音楽的にはすさまじくレベルが高いです。ちょっとやそっとで真似されそうな感じは0。一方で、それまでのリスナーからはそりゃー「?」になるわな、って作品でしたね。
特に前半の重たさはホンマにね…。
それこそ先述のM-3からはピンク・フロイド的な狂気を感じますし、『You Blue I(M-4)』は…これ、トム・ウェイツか?ってぐらいに演劇的な楽曲構造に敷居の高さが…。
一方で、インタールードの『PHASE 2(M-7)』以降はまぁまぁ聴きやすかったか…?とも。それでもヘヴィーではありましたが…。
自分の獲得したポピュラリティに甘えない、という意味では意欲的だった…とも捉えられる一方…
それでも、もう少しこう…流行りで消費してやろう、みたいな邪さじゃなくそれまでの音楽性をストレートに支持してくれている方も多かったんやないんかなぁ…?とも感じたのは正直な気持ちではありましたね。
■終わりに:聴くのはやっぱり今で良かった。
レビューは以上になりますが…
やっぱり、聴くのは今で良かったと思います。
率直に言えば、恐怖を感じた件を差し引いても、5年前の状態だったら洋楽の勉強不足も相まって、少なくともトム・ウェイツっぽいノリは受け付けなかったと思いますしね。
それにしても、新しいSuchmosはどうなっていくのか…注目ですよね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Suchmos・アルバム時系列レビュー
↓次作(4th・EP)のレビュー記事はこちら。先述した「新しいSuchmos」の姿は、真っすぐな愛に満ち満ちたものでした…
※前回の当カテゴリの記事はこちら。ボブ・マーリィの出世作です。とにかく、このジャケがかっこいいし、勝負師の魂が光るようなレゲエアルバムです。

