こんばんは。キタダハルキです。
今日は髪を切ってスッキリ、新しい季節へ…って感じなんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本日はTSUTAYA店舗レンタル日記。やりたいと思います。
今日のキーワードは…【血沸き肉躍る、未来が訪れた】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■010/THE MAD CAPSULE MARKETS(2001)
日本のインダストリアルメタルといえば…THE MAD CAPSULE MARKETSの9thアルバムです。
いやー、すごいアルバムですよねこれ。実はリアルタイムでは咀嚼しきれなかった作品なんですが…もう、とにかく血沸き肉躍るんですよ、イントロからね。フロアで頭ぶん回したくなるほどの迫力。
あとすごいのが…上記音源『CH(A)OS STEP(M-3)』はシングルなんですけど、オリコン一桁取ってるんですよ(第9位)。この超がつくほどデジタルでハードな作風で。当時度肝抜かれましたし、未来が訪れたって思いましたもんね。改めていやかっこいいな…。
で、リアルタイムでは咀嚼しきれなかったってのは、多少ラップミュージックに対する慣れ*1が必要なのと…あとはこの一枚のアルバムで浴びるデジタル許容量は育てるのに時間がかかる方もおるかな?ということ。私は時間がかかった方で、リアルタイムの時はシングルだった先述の楽曲と、西海岸サーフパンクっぽいノリの混ざったこちらも名シングル『GAGA LIFE.(M-4)』ばっかり聴いてたのはここだけの話…。
もちろん、今ではデジタル許容量なんてもんはもはや取っ払われていて、穏やかに空を舞うような『雲 -KUMO-(M-6)』、大気圏を突き破るほどの爽快な『FLY HIGH(M-12)』といったように、先述したノリとは違う楽曲もありデジタルの指向性も偏ってないのがこれまた…
このアルバムが持つ情報量は非常に多く、すぐには馴染み切れない方もいるかとは思いますが、この作風で超・好セールス(アルバム自体もオリコン第5位)をあげたのは伊達ではないですし、刺激が足りない毎日を送っている、というのであればこのアルバムは脳髄をぶち抜いてくれるんじゃないか、と私は確信しています。
■終わりに:今聴いても潰れないどころかエッジがさらに輝いている。
レビューは以上になりますが…
このアルバムはほんと、店舗でレンタルしたのがリアルタイムなので「MD」で聴いてました…笑。時代感じますよね。
そっから早20年以上聴いてるわけですからね…。まして、最新の音楽というイメージで聴いていた音楽が、今聴いても潰れないどころかエッジがさらに輝いているような…そんな感覚すら覚えますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品 ・記事
↓『WARDANCE(M-7)』はイギリスのインダストリアルの先駆者・Killing Jokeの1stアルバム収録曲のカバー。一部でつけられた邦題『黒色革命』は何ともいえない響きながら、白と黒でモノクロなインダストリアルの機械的雰囲気も同時に浮かんでくるようなズバッとした音像がクール。
※ちなみに原曲とマッドがカバーしたバージョンは結構違います…そのあたりもリンク先で言及しています。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。ツェッペリンの1stアルバムが放つワクワク感からはやっぱり逃れられない。そう思いましたね。
*1:『JAM!(M-5)』あたりに顕著。ラップに慣れていれば、むしろここで少し身体が横ノリ寄りで切り替えられる楽曲なんですけども…。

