こんばんは。キタダハルキです。
今回は第4回の「何を薦める?」問題ですが…
※前回の記事はこちら。
今回のアーティストは初の洋楽。
…洋楽とは言いましたが、もはや日本人にとっても国民的といってもいいバンド、クイーン。映画「ボヘミアンラプソディー」の全世界的ヒットも記憶にまだ新しいところ(と言っていいのかな)。
クイーンが日本人にも受けた要因って、当時の王子様のようなルックスももちろんあったようですが…音楽的にはなんといってもそのメロディやと思います。耳馴染みよく、口ずさめて、なおかつ美しいメロディ…。この辺りが歌詞の意味がストレートにはわかんない日本人でも聴けた大きな要因ではあると思います。
で、私自身のクイーン視聴歴は…
- フレディ逝去後のアルバム以外はすべて通して聴いた(スタジオ盤)。
- 一番聴いたアルバムは「オペラ座の夜」。
- 一番好きな曲は「The Show Must Go On」。
という感じです。たぶん、今までの中では一番きちんと聴いてると言ってよさそうな気はします。それではさっそく、本題「何を薦めるか?」に入っていきたいと思います。
■ボヘミアン・ラプソディを完ぺきに歌い切った男。
まずお勧めしたいのは…イギリスのハードロックバンド「The Darkness」ですね。
これはもう、一聴したら即、フレディの影響を感じますよね。超ハイトーンボイスもさることながら、煌びやかな雰囲気もね。
事実、ボーカルのジャスティン・ホーキンスのデビューのきっかけは「叔母の経営するパブのカラオケ大会に出場し、クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』を1行も狂わずに歌った」こと、だそうで…。サウンドとしてはゴリゴリの王道的なハードロックです。それもあって、初期のクイーンが好きな方におススメ。
ちなみにこの曲が収録されたアルバムが売れ過ぎたことに関して、先述のジャスティンは心身がついていかず、生活が大きく荒れてしまい、薬物治療を余儀なくされることになりましたが…治療を経てカムバック。現在も活動しています。
■湿度と粘度の高いボーカル・メロディの仰々しさからくる「クラシカルな人間臭さ」。
続いてもイギリスのバンド、Mステ出演などで日本でも人気の高い「Muse」も推したいですね。
こちらも一聴した雰囲気で察することができますが、物語性のある世界観が特に初期のクイーンに通じると思って推薦しました。湿度と粘度の高いボーカル・メロディの仰々しさからくる「クラシカルな人間臭さ」にもフレディに通じるような色気を感じますね。
一方で、ミューズのサウンドはギターが特にハイテクで、近未来的です(なおかつ、音の曲げ方がエロい!ここも素晴らしい)。特にここ最近の作品はどんどんハイテク化していってます。先述のボーカルとのミスマッチが絶対的オンリーワンな存在感を生み出しているんじゃないか、と私は思います。
なんせ、上記のライブ映像観てほしいですね。今言うたようなことはすべて詰まっています。ほんとものすごいパフォーマンスなので…。
■とにかく知名度が低すぎるからプッシュしたい。
ラストはごくごく最近のグループから、「iDKHOW」。
正式名称は「I Dont Know How But They Found Me」。長い。
上記2つとは違い、ニューウェーブ系のサウンドを中核に置いているグループです。
正直、日本では本当に知名度が低い(アルバムはタワレコさんに輸入してもらい入手。コロナの影響もあってすごい時間かかりました…)ですが、元Panic! at the Discoのベーシストなどを担当していたダロン・ウィークスが結成したユニット(2人組)と言えば、少し伝わる方もいるかなと思います。
実は、今回一番プッシュしたいのはこのiDKHOWです。先述の2つのバンドと違いまだ本格的には売れていないため、とにかく知名度が低すぎるんです。日本版のwikiでは情報がないに等しいんです。
だからこそ、微力ながらこうしてPRしたい。
とにかくオシャレでカッコいいから聴いてみてください。一見、ニューウェーブはクイーンと遠そうに感じると思いますが、後期のデジタルに接近したクイーンと、初期のオペラ感がうまくマッチしたようなサウンドは刺さってくれるんじゃないかと勝手に期待しています。
■まとめ:メロディが基軸だと、聴きやすい。
今回も3選、紹介していきましたが…
メロディを基軸に考えたので、聴きやすいラインアップになったと思います。
もう一度言いますが、ほんとiDKHOWは激推しなのでマジで聴いていただけたら…。
あなたなら、クイーンが好きって言われたら誰をおすすめしますか?よかったらコメントなどで教えてくださったら嬉しいです!