こんばんは。キタダハルキです。
さて、今日は購入物のレビューになります。
今日のテーマは【ローファイで、手作り楽団のような温かみ】。
それではレビューしていきたいと思います。
■On Avery Island/Neutral Milk Hotel(1996)
アメリカのインディーロックといえば…という感じで名前が挙げられる…と私は思っているバンド、ニュートラル・ミルク・ホテルの1stアルバムです。やっと聴けました。
というのも、そもそものセールスが1万枚前後(推定)とプレス枚数自体も多くなかったため、日本では手に入れようとすると状態が微妙なものでも若干値が張ったんですよね。リマスターされたもののそれはボックスセットで、生産数が少なすぎてこれまた値が張る…ということで、結構後回しになっていたんです。
それはさておき、当サイトでは彼らの2ndを大絶賛レビューしたわけですが…
その原型はこのアルバムにもしっかり宿っていますね。
グシャっとして潰れた音に、手作り楽団のような温かみ…ローテクにも感じてしまうけれど、不思議と目が離せないような感覚があって…曲の繋がり・転換がナチュラルで、観劇しているようにずーっと飽きさせないバンド・マジックは天性のものだと思います。
そもそもフルアルバムを2枚しか出していないこともありますし、ピンと来たら必聴だと思います。
■終わりに:DNAに刻まれているかのように。
レビューは以上になりますが…
ニュートラル・ミルク・ホテルは…やっぱり、原始的な感覚があるんですよね。脳を介さずに身体に来るというか。DNAに刻まれているかのように。
こういう初期衝動のようなノリは好みが分かれるでしょうけど、はるか遠い昔を思い出すような、そういう不思議な感覚の起こる作品だと思いますね。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の購入物レビュー記事はこちら。