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ハマり過ぎるぞ!みたいな得体のしれない恐怖を…【八 + 八/八十八ヶ所巡礼(2009)】

こんばんは。キタダハルキです。

今日はついに、自分のニーズにきちんと合った英語の本の勉強を始めたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今日は購入物レビューになります。

今日のキーワードは…【ハマり過ぎるぞ!みたいな得体のしれない恐怖を…】

それではレビューしていきたいと思います。

■八 + 八/八十八ヶ所巡礼(2009)

八+八


www.youtube.com

そのあやしさ・得体の知れなさで独自のポジションを築いている愛媛のロックバンド、八十八ヶ所巡礼の1stアルバムです。

なんといっても耳に残るのが、『仏滅トリシュナー(M-3、上記)』にも表れているように超が付くほどのプログレッシブかつメタリックなギターサウンド*1、なのにとりまく空気にはオーガニックな空気感も出ていてもはや密教的な得体の知れなさがすごいんですよね。あととにかく演奏がうまいです。スリーピースバンドとして最高峰だと思います。

もはや歌詞の中身は解読するのも難しい…というか深く考えすぎるとむしろ迷宮入りしてしまいそうですが、そういう興味を持たせてくる時点ですでに彼らの術中にはまっている、とも言えそう。

きわめてアクの強いサウンドではあるので人は選ぶと思いますが、その分他のバンドで摂取できるとは思い難い、抗いがたい特色はあるし、空気感の一貫性もあって耐用年数が長く、熱狂できる音楽を求めている方にはお勧め。

■終わりに:得体のしれない恐怖を…

レビューは以上になりますが…

実は、彼らとの出会いはタワレコの視聴機だったんですけども…当時は購入には至らず…今思うと、ハマり過ぎるぞ!みたいな得体のしれない恐怖を感じ取っていたのかもしれませんが…

なんせこの独自世界観は唯一無二のもの。ぜひ一度、試しに触ってみてほしいと思いますね。

※当作品はサブスクもレンタルも見当たらず、でしたね…

商品名
八 + 八/八十八ヶ所巡礼(2009)

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。

★関連(個人的お勧め含む)作品・記事

ゆらゆら帝国を聴いている方に何を薦める?というテーマで書いた記事です。邦楽勢で薦める対象としてすぐに思いついたのが八十八ヶ所巡礼でした。ゆら帝がメジャーに行ってすぐぐらいの音楽性が好きな方とリンクさせて当作品を紹介しています。

musictherapy.hateblo.jp

 

※前回の購入物(この回は親が持っていた系w)レビューはこちら。R&Bの心得はまったくないうちの親ですら持っていた、映画『ボディーガード』のサントラです。4500万枚という異次元セールスと、ホイットニー・ヒューストンの歌のわかりやすさ。誰でも聴ける作品として最高峰だと思います。

musictherapy.hateblo.jp

 

*1:Katzuya Shimizu(Gt.)は世界的変態ギタリスト、スティーブ・ヴァイの影響を受けているもよう。納得。