こんばんは。キタダハルキです。
いんやー、もう10月なんですね…。早すぎる…。そしてこのブログが月一更新のようになってますが、もはや書くという行為自体をもう一回見直すべきではないのか、みたいなことも思ったりしながら…という、きわめていい加減な状態ではありますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、もはや前置きはこんなもんにしといて…
最近、こんなの聴き始めました。
10月号をお送りいたします。
※先月号はこちら。
それでは早速、本題に…
■Gang Signs & Prayer/Stormzy(2017)
ローリングストーン誌や、NME誌の名盤ランキングを知っていった中で、一番大きな収穫だったのが、ヒップホップに慣れ親しんだことかなと個人的には思ってまして。
なんせ、ただただ聴きなれていないことによる苦手だったんだなと。
それはさておき、このストームジーの作品は昨今流行りのローファイ寄りのビートですが…ラップは熱く、歌もの感(ラップなしの)もあり、結構万人が聴いても満足できる感じやないかな?と思います。
■Sixteen Stone/Bush(1994)
調べてみると、どうやらこのアルバムが「グランジの一歩先=ポストグランジ」のはじまりとのことで聴いてみたんですが…
※ポストグランジについての記事、書いてる途中です…。
(追記)書けました。
昨今のポストグランジのようにポップさがあるわけではなく、まだダークさもダウナーさも強く、むしろ「ニルヴァーナなどの、従来の」グランジが好きな方向けかも?いいとこどりが出来ている感じで、納得感のある作品だと思います。
■Broken English/Marianne Faithfull(1979)
あのミック・ジャガーの元カノで、デビュー当時はアイドル的存在だったマリアンヌ・フェイスフル。しかしその後、プライベートの苦難からドラッグ・タバコ・酒のロックンロール人生を送り声質が変化。そして表舞台へのカムバックを果たしたのがこの作品。
なんというか、人生を受け入れた凄みのようなものを感じるアルバムです。ニューウェーブとミックジャガーの影響も感じるロックンロールの出会いというか…「これが私!」という個性を感じましたね。
■Teen Dream/Beach House(2010)
アメリカのユニットって聞いてちょっと個人的にはびっくりしたんですが…
「Norway」など、曲のタイトルにも引っ張られていると思いますが、北欧っぽい「清涼感というより、気温の低い感じ」のするアルバム。
しかしこういういわゆる「ドリーム・ポップ」系のバンドにありがちな「弱さ・脆さ」は感じず、ヴィクトリア・ルグラン(Vo./Key.)は芯のある暖かいヴォーカルを聴かせてくれます。誰の心にもどんな形であれしまいこんでいる「Teen Dream(十代の夢)」を、優しく包んでくれるような、そんなアルバムだと思いますね。
■Shangri La/Jake Bugg(2013)
いやー、これはムチャクチャ聴きましたね。知ったきっかけは当ブログで記事にした「ブレンダン・ベンソン」がかんでる、って聞いたことでしたが…。
ガレージあり、フォークあり、カントリーありと、勢いの感じるアルバムです。どの曲も一定のポップさはあり、万人に聴きやすい出来だと思います。ただ、評論的には「急造品」のような烙印を押されてしまい奮わなかったそうで*1。私は好きだけどなぁ…。
…って感じで、評論家の評価は低いけど名盤やと思うで、の記事も実は書いてる途中だったりします…。
■まとめ:基本的に「自分の原点」になっているジャンルはいつまでも強い。
今月はジェイク・バグがダントツの再生回数でしたね…。やっぱりシンプルにロックンロール!って感じのアルバムが聴きたくなるタイミングってあるよなーと思います。やっぱり、基本的に原点になっているジャンルはいつまでも強いなーと思いますね。
ただ、それでもやっぱり「ロックしか聴いていない」みたいに大きく偏ることはなくなったなーと思います。これが自分自身の幅になっていけば、面白いかなと思いますね。
もしよかったら、あなたが最近聴いている音楽も、コメント欄などで教えてくださるとうれしいです。
*1:前作の評価が高く、期待が過剰になった面もあったかも。筆者はその前作は未聴。