いちいち、音楽を考える。

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Pin Ups/David Bowie(1973)今日のDMM月額レンタル日記。#193

こんばんは。キタダハルキです。

今日はミスドで話題の「もっちゅりん」を食べ、これはすごいぞ…と思いながら過ごしたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。

今日のキーワードは…【カヴァーの中に、パンクの萌芽】

それではレビューしていきたいと思います。

■Pin Ups/David Bowie(1973)

Pin Ups


www.youtube.com

Rosalyn (2015 Remaster)

Rosalyn (2015 Remaster)

  • デヴィッド・ボウイ
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ご存じ、デヴィッド・ボウイの'73年作品で、カヴァーアルバムです。

結論から言うと、当アルバムは評論的には苦戦しました。まぁ…カヴァーは好み分かれますしね…。また『アラジン・セイン('73)』『ダイヤモンドの犬(’74)』と名盤に挟まれいるゆえか、今日でもいまいち再評価されてない印象が個人的にはありますね。

ただ、このアルバムには「パンクの源流」みたいなものを感じますね。それを一番感じたのが上記楽曲(M-1)。小細工なし、ドン!というかね。

それゆえ、私としては「聴きやすい」とも思うんですよね、これ。

今でこそデヴィッド・ボウイ好きですけど、最初はなかなかとっつきにくくて、聴けるようになったのが30代になってからの私としては、こんなわかりやすいアプローチもあったんや?という驚きもあった一枚でしたね。

もっとも、言うてもこれはカヴァーアルバム。彼の本質か?と言われたらそれはちゃうかも…というところに戻ってきてしまってはいるんですけども…

■終わりに:おすすめすると考えたらすぐに挙がりはしないけど…

レビューは以上になりますが…

デヴィッド・ボウイのおすすめ、みたいな記事があったとして、さすがにこれを推すのは違うかなーとは思います。なんせカヴァーなんでね。

だけど、カヴァーアルバムの中に自分の味と、オリジナルパンク*1より「前」にこのモードで作品を出せていた、ってのは振り返るとすごいことやなぁと思いますね。

商品名
Pin Ups/David Bowie(1973)

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。

※前回の当カテゴリの記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

 

*1:ピストルズやらが出てくるのは'70s後半。