こんばんは。キタダハルキです。
昨日は日本シリーズでアドレナリンが出過ぎたのか、なかなか眠れなかったんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【アーティーで抽象画みたいなアルバム】。
それでは、レビューしていきたいと思います。
■22, A Million/Bon Iver(2016)
アメリカのインディーロックバンド、ボン・イヴェールの3rdアルバムです。
正直、一聴目ではなかなか言葉が出てこず…。そんな中、メモ書きにひねり出したのが「アーティーで抽象画みたいなアルバム」というワード。うーん…苦笑。
でもね、なんとなくですけど思考が止まってダーッと得体のしれない涙が流れるような瞬間もあるんですよ。上記『22 (OVER S∞∞N)(M-1)』をはじめ、オートチューンから放たれているボーカルなのに、オーガニックな感情を刺激される感覚があるというかね。
一応、私は1st、2ndともに聴いていてという立場なので、どういう作風かはある程度理解はしているつもり*1ではありましたが、さすがにもう少しわかりやすい聴きどころがあってもいいような。複数回絶対聞いてね!という感覚は少なからず存在するので、紹介するのは人を選ぶアルバム、とは正直思います(私は現状、前作の方が好きです…)。
■終わりに:アーティーなアルバムは「難しい」のも実情。
レビューは以上になりますが…
まぁ、こういうアルバムをすっと理解出来たらカッコいいんやろうなぁとは思います。
ただ、正直ほんと、素直な気持ちからすると難解な印象は受けましたね…。音はすごく繊細で、こまかく聴いていくといろいろと発見があるんやろうと思いますんで、またチャレンジしてみたいと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★Bon Iver・アルバム時系列レビュー
↓次作(4th)のレビュー記事はこちら。今作のモードを引き継ぎながらも、中盤でわかりやすいピークがあり、取り付く島はあるポップさも。敷居が低いのはこっちかな?と思います。
※前回の当カテゴリの記事はこちら。レッチリの意欲的な年2枚のアルバムリリースは、皆が期待するレッチリらしさを感じさせてくれる安心感のあるものに。レッチリはこういうのでいいんだよアルバム、ともいえるかも。
*1:感覚的な話で恐縮ですが、アーティーな共通点はありましたがどちらもある程度「器楽音楽的」で聴きやすかった、というニュアンスで捉えてもらえれば…

