こんばんは。キタダハルキです。
今日は晴れて…洗濯できてホッとしているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のTSUTAYA DISCAS日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【ミニマルながら情感豊かなピアノジャズ】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Left Alone/Mal Waldron(1959)
ニューヨークのジャズピアニスト、マル・ウォルドロンの代表作。また、彼はジャズシンガーのレジェンド、ビリー・ホリデイの伴奏者であったことでも高名。
ほとんどトリオ+1のミニマルな編成で、情感豊かに聴かせてくれる作品です。憂いも相当に帯びてますね。かと思えば、『Minor Pulsation(M-4)』ではアグレッシブな音楽性もさく裂しています。
なんだかんだ、静かなだけで終わらないところもポイント高いと思います。飽きないアルバムはやっぱりメリハリがあると思いますんでね。
■終わりに:愁いを帯びつつも…
レビューは以上になりますが…
当アルバムはビリー・ホリデイ死去5か月前の作品*1で、やっぱりどこか憂いを帯びているような面を感じるんですが、そればかりの湿っぽい作品ではないのが最終的な聴きやすさに繋がっている気はしますね。
ピアノ中心のミニマルなジャズが好きなら十分におススメできる作品だと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。
*1:当作品は、ビリーがレコーディングに参加しているわけではない。彼女は年初にアルコール問題からくる肝硬変と診断され、きわめて重篤な体調不良だった。