こんばんは。キタダハルキです。
今日は友人と4時間も長電話してしまい驚いたんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【パーソナルとミニマルの中に、内包されたロック】。
それではレビューしていきたいと思います。
■ばかのうた/星野源(2010)
ご存じ、国民的アーティスト星野源の1stアルバムです。実は筆者はこの1stのみ未聴でした。
さて…このタイミングで聴いた理由は…やはりあの、紅白です。
いやね、私はこの令和の世に、あんなにロックなアティテュードが、しかもあの場で見れるとは思わず…。ミュージシャンとしての意地を感じました。原曲内容は究極のパーソナルながら、あの場でやることに意義があったと思います。これでもか、というぐらいにお茶の間にも想いが伝わったでしょう。
批判もかなりあったそうですが、むしろ私はあれ以来、おげんさんもっと聴こう!って思いましたよ。
さて、アルバムとしては…
当時はまだSAKEROCKからのソロデビューという立ち位置でもあったためか、その酔いどれて穏やかに酩酊し、ゆらぎから心象世界に耽溺するような世界観の延長上。そこからビッグバンドっぽい成分を引き算し、星野源をパーソナルに抽出する作業を見ている、という感じのアルバム。
セールスとしてもブレイク前で、この作品だけ聴いてないって方も多いと思いますし、これを機に聴いてみるのもいいんじゃないか、と思います。
■終わりに:身ひとつで向かっていったおとこ気。
レビューは以上になりますが…
紅白は少なくない禍根を残しかねない結果になってしまいましたが…それでも私は、ヘンにヘラヘラするとかじゃなく身ひとつで向かっていったことにおとこ気を感じました。
春には久々のニューアルバムが出るそうで、そちらも楽しみに待ちたいと思います。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
★関連(個人的お勧め含む)作品
↓上記で言及した星野源のニューアルバムです。リズム重視の最新型ポップの中に、今作を彷彿とさせるような弾き語りの『暗闇』も収録。
※当カテゴリ、前回の記事はこちら。ジェイZがまだクラシカルなヒップホップをしていたころのある意味貴重な歴史的作品です。

