いちいち、音楽を考える。

音楽はフィーリングも大事だけど、いちいち考えてみたくなるんです。

Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust/Sigur Rós(2008)今日のDMM月額レンタル日記。#190

こんばんは。キタダハルキです。

今日はついにiPodがおっきめの不具合を起こし…さすがに店舗行きか…?という感覚になってきてるんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。

今日のキーワードは…【わかりやすさににじむ、過渡期っぽさ】

それではレビューしていきたいと思います。

■Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust/Sigur Rós(2008)

Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust


www.youtube.com

Gobbledigook

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  • シガー・ロス
  • プログレロック / アートロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

この「タイトルが読めない、かつセンシティブ」なジャケットは…アイスランドのポストロックバンド、シガー・ロスの5thアルバムです。ちなみに邦題は『残響』です。コンパクト。

ポストロックバンド、という紹介をしたんですが、当作品は「インディーロックっぽい」なぁと感じています*1。ヴァンパイア・ウィークエンドなどを想起させる明るめの牧歌的な雰囲気というか。メロディもわかりやすくなった感じ。

率直な意見を言えば、ちょっと「当時の流行色」のような感覚もあり、違和感はありました。聴きにくいとかではないけれど、すでに孤高のポジションを築き上げていたシガー・ロスに求めるのがこれか?と言われると…みたいな思いを抱えたまま聴いてたら(耳が離れつつある状態)、思い出したかのように「いつもの」作風*2も出てきて…うーん…これはどうなんだ?と。

幅を出すためには必要な流れだとは思うものの、過渡期かなぁ…というフィーリングも禁じ得ない作品に。低クオリティとかではないけれど、シガー・ロスを初めて聴く方に薦めるのは2nd、3rd、4thのどれかかなぁ…というのが正直な感想ですね。

■終わりに:「いろいろ聴いてる中でのこれ」ならいいけれど…

レビューは以上になりますが…

当作品は「いろいろ聴いてる中でのこれ」という感じならいいけれど、そうじゃないならちょっと違うかなぁ…というのは思ってしまうところ。

別に、曲自体はしっかりしたクオリティなので、聴いてみてピンと来るなら全然あり、ではあるんですが…

Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust

Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust

  • シガー・ロス
  • プログレロック / アートロック
  • ¥1630

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。

※前回の当カテゴリの記事はこちら。

musictherapy.hateblo.jp

 

*1:上記楽曲。なんならそれに続くM-2も。なんかAppleのCMソングみたいというか。

*2:全体で迫ってくるような神々しさ、と言いますか…