こんばんは。キタダハルキです。
今日はついにiPodがおっきめの不具合を起こし…さすがに店舗行きか…?という感覚になってきてるんですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【わかりやすさににじむ、過渡期っぽさ】。
それではレビューしていきたいと思います。
■Með Suð Í Eyrum Við Spilum Endalaust/Sigur Rós(2008)
この「タイトルが読めない、かつセンシティブ」なジャケットは…アイスランドのポストロックバンド、シガー・ロスの5thアルバムです。ちなみに邦題は『残響』です。コンパクト。
ポストロックバンド、という紹介をしたんですが、当作品は「インディーロックっぽい」なぁと感じています*1。ヴァンパイア・ウィークエンドなどを想起させる明るめの牧歌的な雰囲気というか。メロディもわかりやすくなった感じ。
率直な意見を言えば、ちょっと「当時の流行色」のような感覚もあり、違和感はありました。聴きにくいとかではないけれど、すでに孤高のポジションを築き上げていたシガー・ロスに求めるのがこれか?と言われると…みたいな思いを抱えたまま聴いてたら(耳が離れつつある状態)、思い出したかのように「いつもの」作風*2も出てきて…うーん…これはどうなんだ?と。
幅を出すためには必要な流れだとは思うものの、過渡期かなぁ…というフィーリングも禁じ得ない作品に。低クオリティとかではないけれど、シガー・ロスを初めて聴く方に薦めるのは2nd、3rd、4thのどれかかなぁ…というのが正直な感想ですね。
■終わりに:「いろいろ聴いてる中でのこれ」ならいいけれど…
レビューは以上になりますが…
当作品は「いろいろ聴いてる中でのこれ」という感じならいいけれど、そうじゃないならちょっと違うかなぁ…というのは思ってしまうところ。
別に、曲自体はしっかりしたクオリティなので、聴いてみてピンと来るなら全然あり、ではあるんですが…
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
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