こんばんは。キタダハルキです。
今日は名古屋の友達にようやく会えて本当に本当によかった…と思っているんですが…皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さて、それでは今日のDMM月額レンタル日記、やっていきたいと思います。
今日のキーワードは…【ベートーヴェン交響曲をたたき台に…】。
それではレビューしていきたいと思います。
■対音楽/中村一義(2012)
独自のポップロックを奏でるシンガーソングライター、中村一義の'12年作品。
ベートーヴェン交響曲がアルバムモチーフで、各曲にフレーズが盛り込まれているんですが…どれもこれも基本的には目立ちすぎていないのがいいですね。やっぱりガッツリ歌メロに流用したりしてないからかな?と。
特に上記『運命(M-5)』はそれこそ、ほんの少しフレーバー的な使用で、注意して聴いてて気づくかな?ぐらいのニュアンス。
一方で、末尾の『歓喜のうた(M-9)』ではガッツリ曲部分に大きくモチーフを使用してアンセム化していて、効果的だなとも。
また、モチーフに一貫性がありながら、アルバムとしてはきちんと全部「違う曲」なのもよかったですね。
あとは派手なアレンジを意図的に避けたのか、クラシカルなフレーバーもきっちり感じられてベートーヴェンに対するリスペクトも感じられましたね。
■終わりに:敷居が高そうに見える作品ながら…
レビューは以上になりますが…
実はちょっと敷居が高そうって思って、中村一義は子どものときから聴いてきたにも関わらず長らく聴いてなかったこの作品。
実際に聴いてみるとむしろ敷居低めのような気がしましたね。クラシックパワーもあり、耳馴染み自体は今までで一番かも?
それこそ今まで聴いてなかった人も取り込めるかもしれない作品だと思いますので、ピンときたらぜひ。
↓DVDには曲解説がついています…。
それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
もし気に入っていただけましたら、もう一記事、読んでいただけると嬉しいです。
※前回の記事はこちら。